二世帯住宅の共有リビングをつくるコツを教えて下さい!

09年07月29日
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【ご相談内容】二世帯住宅の共有リビングをつくるコツを教えて下さい!

両親が高齢になってきたこともあり、二世帯住宅を建てることを決意しました。
両親と私たち夫婦は生活のリズムが違うので、リビングは別にしようと考えていましたが、土地の広さの問題で結局共有することにしました。
二世帯住宅の共有リビングだからこそ気をつけることや、家族みんながくつろげる空間にするコツがあれば教えてください!

【ご相談内容】二世帯住宅の共有リビングをつくるコツを教えて下さい!
洋風のリビングスペースに、少し“和”を取り入れてみるとよし

■理想の共有リビングは「洋+和室」


二世帯で暮らす住まいをつくる際には、何を共有して、何を分離するかが、間取りづくりの大きなポイントになります。

すべてを別々につくる完全分離型の二世帯住宅もありますが、私が相談を受けるケースでは、やはり、一部は共有して使うタイプの二世帯住宅が圧倒的に多いですね。

では、その場合、何を共有するのがよいかといえば、以前にもお話をしたかと思いますが「リビング」なのです。


二世帯住宅では、夫の親との同居か、妻の親との同居か、また親の年齢や、それぞれの世帯の生活スタイルなども考慮して、間取りづくりのアドバイスをしています。敷地や建物の面積などに余裕があれば、本来はリビングも分けたほうが、当然理想的だと私も思います。


ですが、都市部ではなかなかそうもいきませんし、せっかく二世帯で暮らすわけですから、家族がそろって集まれる場所は、やはり設けておきたいですよね。そして、その場所が家族みんなに居心地のよい空間であれば、自然と家族が集まり、楽しい団欒のひとときを過ごせることでしょう。そのためには、リビングのつくり方にひと工夫が必要です。


では、世代を超えて、家族みんながくつろげるリビングをつくるコツを、お話ししてまいりましょう。


住まいづくりには、なんらかの面積の制限があるでしょうが、さまざまなスペースを少しずつ節約して、リビングを広めにつくることができるなら、リビングの一部に和室をつくることをおすすめします。茶の間というスペースですね。この茶の間に、こたつや低いテーブルなどを置き、リビングのフロア部分にはソファなどを置いておけば、同じひとつの部屋の中でも、適度に空間を分けることができます。

どちらがどの世帯用とあえて決めずに、家族それぞれがそのときの気分で、スペースを使い分けてくつろぐことができればいいですよね。



■居心地よく過ごせるリビングの秘訣


ですが、現実には、このような茶の間スペースをつくることが難しい場合も多いことでしょう。共有のリビングでも、狭いスペースしかとれないこともありますからね。

そんな場合には、リビングに洋室用の掘りごたつを設置したり、思い切ってリビングを畳敷きにしてしまうのもひとつの方法です。また、リビング内に家具をいくつも置かずに済むように、壁面収納をつくり付けてしまうのもよいですね。テレビやオーディオなども入るようにしておけば、その分リビングスペースを広く使うことができます。

特に、小さいお子さんがいる場合には、リビングが遊び場にもなりますから、スペースを広く使えること、家具にぶつかってケガをしないためにも、壁面収納をアドバイスしています。


家具についても、少しお話をしておきましょう。住まいをつくるとなると、家具も見栄えのよいものを置きたくなりますよね。リビングにはなおさら、おしゃれな家具を選びたくなるものです。もちろん、高価でよいものを長く使うのはよいことですが、安価なものを、子どもの成長や親の体調に合わせて入れ替えていくのも、家族がリビングで居心地よく過ごせる秘訣のひとつではないかと思います。

年齢とともに、生活のスタイルやインテリアの好みも変わってきますからね。フレキシブルであるということも、二世帯共有のリビングをつくるコツだと私は考えています。


これは余談ですが、私の母親は80歳を過ぎてから、孫に教えられてテレビゲームをやり始めました。腕前もなかなかのものです。

リビングを共有して、2世代、3世代の家族が会話や団欒を楽しむ。それこそ、二世帯住宅をつくる最大のメリットではないでしょうか。


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