風通しや防犯を考慮した外構工事をアドバイスしてほしい

09年03月25日
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【ご相談内容】風通しや防犯を考慮した外構工事をアドバイスしてほしい

大きめの道路に面した土地を購入しました。当初は交通の便がよくとても満足していました。
しかし、先日着工してから道路と表玄関が思った以上に近く感じることに気がつき、防犯性について考えるようになりました。
外構は設ける予定ですが、風通しのことを考慮すると、あまり高い塀は作りたくはありません。風通しを確保しつつ、防犯力もある外構にするためにはどんなことに注意すればよいのでしょうか?

【ご相談内容】風通しや防犯を考慮した外構工事をアドバイスしてほしい
安心して風を取り入れることができる住まいにすること。それが一番なり

住まいが完成すると、次は外構の工事ですね。外構に関しても、多くの質問や相談をお受けするのですが、タイトルにもある「風通し」と「防犯」は、外構工事の二大ポイントであると、常々私はお話ししています。

家を建てる方の中には、外構工事をしないというケースも多くあります。しかし、私は、できる限り外構も設けることが望ましいと考えています。もちろん、それなりに費用もかかるものですが、フェンスや門などで住まいを囲み、外との仕切りをきちんとつくることは、何よりまず、防犯上とても大事なことなのです。今回は、その防犯性と通気性を併せ持った外構について、お話しいたしましょう。

家相では昔から、「門、塀高きは凶」といわれてきました。防犯性を考えれば、安易に侵入できないような、高くて頑丈な塀や門のほうが良いように思えますが、高くて見通しも悪い塀や門は、いったん中に侵入してしまえば、外からは目につきにくいもの。侵入者にとっては好都合なのです。

また、高い塀が家を囲んでいるのでは、風も遮蔽されてしまいますね。外からの視線は気にせずに生活できますが、風通しが悪いのは、建物にとっても住む人にとっても、よい環境ではありません。風通しを考えたら、塀は低いほうがいいですし、いっそのこと、なしにしてしまったほうがよいと思われるでしょう。

最近は、門やフェンスなどを一切設けない、オープンなスタイルの外構も人気のようです。風通しということを考えたら、これほどよいものはないように思えます。ですが、これには落とし穴があるのです。風を入れようと窓を開ければ、外からは窓が開いているのがまるわかりになってしまいますね。しかも、遮るものが何もなく、容易に敷地内に入ることができるわけですから、泥棒や不審者などには、「侵入しやすい家」という印象を与えてしまうのです。

オープンな外構の住まいは、窓が開けられない住まいになりかねないのです。実際に、オープンな外構に不安を感じて、外構工事をやり直したいと相談にみえる方もあります。安心して窓を開けられないのでは、よいはずの風通しも、かえって悪くなってしまいますね。

では、防犯性も風通しもよくするには、どうすればよいか。それは、塀は高く、中が見えること。これがポイントです。具体的な商品でいえば、「ネットフェンス」です。わが家も、住まいの外周は、すべてネットフェンスで囲っています。高さは私の身長ほどありますから、そう簡単には乗り越えることはできません。乗り越えたとしても、不審な者が不審な動きをしていれば、道路や近隣からは丸見えです。そして、風通しも十分取れます。視線が気になる場所があれば、たとえば洗面所やトイレの窓などは、その部分だけ目隠しフェンスにしたり、樹木でうまく隠したりしてもよいですね。

また、フェンスは設けていても、駐車場や表玄関にゲートや門扉がなく、簡単に侵入できるような住まいも多いのです。表門もある程度の高さを確保して、駐車場にもできればゲートを設けましょう。中から施錠できるようにしておけば、なお安心ですね。そのうえで、万一の場合に備えて、防犯用のセンサーライトや防犯カメラなども、取り付けておきたいものです。もちろん、住まいの窓や、玄関ドアの防犯性に気を配ることも重要ですね。

外構工事はそれなりに費用がかかるものです。見栄えもよくしたいものですが、「外への構え」という機能は、忘れずにしっかりと持たせておきたいものですね。

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