不動産・住宅サイト SUUMOトップ >> 家相お悩み相談室 > 2階のトイレを玄関の上につくってはいけない?

最近はトイレを1階と2階それぞれに設ける家が増えていると聞きました。これから建てる家にも上下階に1つずつトイレを入れたいと思っているのですが、間取りを考えていると、どうしても2階のトイレが玄関の真上にきてしまいます。 |
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■昔、玄関の上のトイレが凶だった理由
結論からお話すれば、2階のトイレを玄関の上につくっても、現代の住まいでは基本的には問題はないでしょう。
家相では昔から、玄関とトイレは相性がよくないとされることが多く、現代でも、家相の本などには、「玄関の上のトイレは凶」などとよく書かれています。ですが、昔は、玄関の上がどうこうとかではなく、まず2階にトイレをつくること自体が大変なことでした。
トイレの水洗化に伴い、一般の住宅でも、2階にトイレを設けることが普通になりましたが、それでもしばらくの間は、トイレットペーパーの紙質が悪かったり、水流が弱かったりするなどして、2階の汚水配管が詰まることも多かったのです。私も住宅の営業時代は、お客さんから、トイレが詰まったとよく相談を受けたものでした。迷信や占い的な考えはまったく無用ですが、詰まりやすい2階のトイレは、やはり、凶だの鬼門だのといえるものだったかもしれませんね。
また、トイレの配管は、万が一のときにメンテナンスがしやすいように、建物の外部に設けるのが一般的でしたが、玄関の上のトイレの場合、建物の外に汚水配管を出し、外壁伝いに施工しようとすると、どうしても玄関近くに配管が通ることになり、玄関の美観を損ねてしまうという問題点もあります。
それに、以前のトイレは排水の音も大きく、玄関で来客を応対しているときに、頭の上でトイレの水を流す音が響いてきたら、あまり気分のよいものではありませんね。
しかし、時代は変わり、住宅の性能とともに、トイレの性能も格段によくなってきました。排水の音も静かになり、トイレットペーパーの紙質もよくなりました。シャワートイレも普及し、ペーパーの使用量が減ったこともあるでしょうが、2階のトイレは以前ほど詰まらなくなりました。
それに伴い、外観上、建物の外ではなく、屋内の壁の中に汚水配管を通すことも多くなりましたが、汚水配管も防音化されたものを採用するハウスメーカーが増えてきましたので、玄関の上のトイレがかつて抱えていた問題点も、昨今はほとんど気にならなくなってきました。
■2階にトイレをつくる際の注意点
逆に、現代の住まいの高気密・高断熱という性質上、家の中で生じた音は、外に逃げずにこもる傾向があります。ですから、トイレは、それこそどこにあろうが、排水の音はある程度は聞こえてくるものですね。
ただ、玄関の上にトイレをつくるのは問題ないとはいえ、2階にトイレをつくること自体に、まったく注意がいらないかといえばそうではありません。
トイレの便器というのは、水が常時入っているところです。決して水漏れが無いというわけではありません。
私の自宅でも経験をしましたが、2階のトイレの便器の、タンク部分のゴムパッキンの異常で、じわじわと水が漏れだし、床に染みができていたのです。わが家はトイレの下は洗面所にしてあり、その天井に点検口を取り付けてあったので、そこから水漏れの状態を確認することができました。幸いなことに、水漏れはトイレの床の表面だけでとどまり、大事にはなりませんでしたが、こういったことも実際にありますので、トイレ掃除の際などにチェックだけはしておきたいものです。
ですが、最近はトイレも「タンクレス」に進化していますから、その心配も、今後はますます少なくなっていくといえますね。
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