難燃材料

難燃材料(ナンネンザイリョウ)の意味・解説

難燃材料とは、建築材料の場合、建築基準法で定める技術的基準に適合する不燃性を持つ材料のことです。
具体的には、通常の火災による火熱が加えられた場合、加熱開始後5分間、「燃焼しないものであること」「防火上有害な変形、溶融、き裂その他の損傷を生じないものであること」「避難上有害な煙またはガスを発生しないものであること」という3項目の要件を満たしているとして、国土交通大臣が定めたもの、あるいは認定した材料です。
ちなみに、建築基準法が、不燃性能に関して定めた技術的水準に適合する建築材料は、不燃材料、準不燃材料、難燃材料の3つのランクがあります。この3つの中では、難燃材料の不燃性能が最も低い基準となっています。

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