狂い

狂い(クルイ)の意味・解説

狂いとは、樹木が成長する時に発生する成長応力や、乾燥によって発生する応力(木材内部に起こる抵抗力のこと)で生じる「反り」「ねじれ」などの変形のこと。例えば狂いの大きなむく材をそのまま居室のフローリング材に使用すると、年月の経過とともに床材が個々に変形し、隙間が生じたり、床面が波立つようになってしまう。一般に木材の組織構造や木取りによって狂いは生じるが、不適切な乾燥処理によっても狂いは大きくなるといわれている。

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