固定式リフト

固定式リフト(コテイシキリフト)の意味・解説

固定式リフトとは、自身での生活動作が不自由な高齢者や障がい者を介助するために、器具を居室、玄関、浴室などに固定して、その可動範囲内で利用者を車イスに移乗させたり、浴槽内に昇降させるときに利用するもの。
全荷重を支柱とベース部分の底面で受けるため、設置面の強度が不足している場合には、壁や床、天井面の根太や柱、下地材の強度を補強する必要がある。
吊り上げ、吊り下げの動力はほどんどの機種が電動式で、手元スイッチで昇降動作を操作する。固定式のほか、床走行式、据置式、天井走行式に大別される。
また、リフト使用に際し、身体機能の状態によって、吊り具の選定も重要である。体を包み、保持するシート状のもの、2本のベルトからなるもの、シャワー用車いすのいす部分が取り外せ、吊り具となるものなどさまざまな種類がある。

固定式リフトの画像
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