国有宅地

国有宅地(コクユウタクチ)の意味・解説

国有宅地とは、国が保有する財産(国有財産)のうち、行政目的に使用しなくなった土地や、相続税などを金銭に代えて租税物納された土地のうち、比較的規模の小さい、住宅用宅地のこと。これらは、財務省が保有・管理し、国の収益化を目的とし、処分対象となった物件を一般競争入札などで処分する。一般競争入札の場合、破産者や反社会的勢力以外であれば参加でき、入札金額の5%以上を保証金として支払えば、入札資格を得ることができる。安く落札できる可能性もあり、物納などで国は所有した物件もあるため、市場に出回っていない物件が見つかる場合もある。物件情報や一般競争入札のスケジュール、手続き等については、財務省の各財務局のホームページなどに公示されるため、確認のこと。

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