既存不適格建築物の用途変更

既存不適格建築物の用途変更(キゾンフテキカクケンチクブツノヨウトヘンコウ)の意味・解説

「既存不適格建築物の用途変更」とは、例えば、古民家を改築して居酒屋をつくるというように、建築物の使用目的を変えることをいいます(既存不適格建築物は、建築基準法の規定の改正等が行われたときに、すでに建っている建築物等で、敷地や建物の状態が新しい規定に合っていない建物のこと)。

建築物は、用途地域の規定に適合していることを前提にして、用途変更が認められています。ただし、用途変更する部分は、その用途ごとの建築規定に合うように改築を行うことが義務付けられています。

また、既存不適格建築物の場合は、用途変更の内容によって、建物のほかの部分も現行の規定に合う改築等が必要なケースもあります。

ページトップへ戻る