建築設備

建築設備(ケンチクセツビ)の意味・解説

建築設備とは、建築物に設ける各種設備のことで、空気・水・電気・ガスなどを選んで使えるようにする機械・配管配線・器具などで構成されるシステムや機器をさす。
ちなみに、建築基準法2条三号には「建築物における電気・ガス・給排水・換気・暖冷房・消火・排煙・汚物処理などの各種設備と、煙突や昇降機、もしくは避雷針」を建築設備と定義している。
なお、建築設備の設計は、通常、建物と同時に行われ、図面は「設備図」に各設備の位置、機器、器具のメーカー、機種、品番などが示される。一般的には、電気設備図、給排水・衛生設備図、空調・換気設備図がある。施工については、建築を請け負う業者が一括して進めるケースが多いが、発注・施工を分離して行う場合もある。

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