景観重要建造物・景観重要樹木

景観重要建造物・景観重要樹木(ケイカンジュウヨウケンゾウブツ・ケイカンジュウヨウジュモク)の意味・解説

景観重要建造物・景観重要樹木とは、景観計画区域において、歴史的に価値のある建造物や、地域のシンボルとして、地域の景観上の核となるような建築物や工作物、樹木などをいう。
これらの保全や活用を図るため、景観法第19条第1項に基づき景観重要建造物、および同法第28条第1項に基づき景観重要樹木に指定することができる。
景観重要建造物や同樹木に指定されると、管理行為を除いて、現状変更を行う際は、景観行政団体(政令指定都市や中核都市、都道府県など)の長の許可が必要になる。
また、これらに指定されると、
・維持管理に対する技術的助言
・維持管理にかかる経費の一部助成
・該当物およびその敷地について、相続税の評価額が利用上の制限の程度に応じた適正な水準に評価される などの支援を受けることができる。

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