防火雨戸

防火雨戸(ボウカアマド)の意味・解説

防火雨戸とは、防火性能をもつ雨戸のことです。
開口部の防火設備は、火災の拡大を防止する「特定防火設備」と、主として開口部の延焼防止を目的とする「防火設備(防火戸)」の2種類に分けられています。いずれも政令で定める技術的基準に適合するもので、国土交通大臣が定めた構造方法を用いられているか、個別に国土交通大臣の認定を受けたものです。
建築基準法では、防火地域、準防火地域に建設される建物の外壁に設置される開口部のうち、延焼のおそれのある部分には防火戸、その他の政令で定める防火設備を使用するよう定めています。ただ、防火戸が義務付けられている開口部に雨戸とサッシを併用する場合、防火雨戸を使用すれば、サッシ部分は防火戸や網入りガラスを使用しなくてもよいとされています。

ページトップへ戻る