不動産・住宅サイト SUUMOトップ >> 一戸建て・土地の基礎知識 > 「パズル予算」で建てる



マイホームは人生最大の買い物といわれるだけに、欲しい家への思いはさまざま。それをひとつひとつ叶えられればいいけれど、どうしても「予算」という壁がたちはだかる。
例えば建物の予算を考えずに、先に土地を購入してしまうと、予算内におさめるには建物の価格を抑えるしか方法がなくなってしまう。
家づくりは全体のバランスが大事。
まずは総予算を決めてから、土地と建物の配分をざっくり決めよう。土地に妥協したくないなら建物のコストを抑え、建物に妥協したくないなら割安な土地を探すということだ。そのためにも土地や建物の価格はどう決まるのか、メカニズムを知っておこう。
出せる金額は決まっているのだから、土地と建物の大きな枠を決めたうえで、希望条件をパズルのように組み合わせる。「パズル予算」なら、満足度の高い家を手に入れることができるはずだ。


土地にはそれぞれ建ぺい率・容積率が定められており、その範囲内で家を建てることになる。希望する家がその土地に建てられるかどうか、土地情報でチェックしよう。


土地の価格を決める要素には、立地や広さだけでなく、道路付けや形状などいろいろな項目がある。
土地の価格の理由を知り、自分たちにとってメリットのある土地を見極められるようになろう。


土地の価格は、立地条件と広さに左右される。基本的に都心に近いほど高く、また駅に近いほど高くなる傾向にあるが、ここでは同じエリアで土地を探す場合、どんな条件で高くなったり安くなったりするかを見てみよう。



通常、接する道路の向きで価格差が出る。日当たりのいい南側道路ほど高く、東側と西側の価格差はあまりない。また、北側道路は5~10%程度割安。角地だと開放感や日照がすぐれるため人気が高く、価格は多少高め。


道路に面する幅(間口)は広ければ良いというわけではなく、奥行きとのバランスもある。また家を建てるには幅4m以上の道路に面していることが必要。間口は5~10m、幅員5~6m程度の道路に面しているのが理想。


長方形などの四角い土地に対し、そうでない土地は変形地とよばれる。建物の設計に工夫が必要だったり、デッドスペースが生じることもあるので、その分価格は安め。ただ土地は割安でも、建築費が割高になることもある。


住居専用地域の閑静な環境は人気が高く価格も高め。さらに容積率も低い場合が多いため一定の大きさの家を建てるには広めの土地が必要になる。公園や緑地帯に面した土地や商業施設や学校、病院などが近いエリアも高めだ。


日当たりを気にする人は多い。そのため南向きひな壇のように日当たりがとれる住戸などは価格は高め。前面道路から階段をのぼるような土地は割安になるが、実際に現地に足を運び、老後のことも考えて検討しよう。



前面道路が北側になると割安。玄関は北向きになるものの、南側に庭をとるように配置でき、かえって道路側からのプライバシーも守れる。吹抜けやトップライトなど設計次第で明るさの不安は解消できる。


旗のような形の土地のこと。敷地延長とも呼ばれ、前面道路から奥まった土地で割安。周囲が建物に囲まれるため日当たりが悪い場合もあるが、設計の工夫で隠れ家的な家を建てることができる。


起伏の多いエリアに多く、高低差の度合いによって5~10%割安になる。基礎工事などに費用がかかる場合もあるが、地形を活かした眺望のよい家や日当たりのいい家を手に入れやすいメリットも。


心理的なものが影響するが、気にならなければ割安に手に入る墓地の隣。15~20%割安になる。静かだし、高い塀に囲まれていると、墓地であることが一見するだけでは気にならないところもある。

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