幸せを運ぶマイホームがついに完成! の巻

10年04月07日
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最終回  幸せを運ぶマイホームがついに完成! の巻

「いやー、ついに建ったね!立派立派。おめでとう、たかし君」

第1回以来の登場となる義父からねぎらいのお言葉。思えばこの人がマイホーム計画の発端だったんだよね。。。長かったっすホント。

前回の指摘会(竣工検査)で修正依頼した箇所の追加工事を残すものの、とりあえず晴れて入居となったわけです。そして、この日は親戚や友人など20人を招いてのお披露目パーティー。

マイホームが完成したらお祝い返しの意味もこめて、おもてなしのパーティーを催すのが一般的のようです(パーティーをやらない場合は、お祝いのお返しとして1人当たり5000円程度の品物を贈るのがマナー)。


偶然にも当日は地元の花火大会開催日。夜空を彩るスターマインが我が家の門出を祝っておりました。おまけに翌日はベランダから虹がお目見えするという天の思し召しもあり、これはもう、幸せな暮らしを約束されたようなもんです。

入居から数日が経ち、引っ越しだ、登記だ、と色んなことが落ち着いてくると、じわじわ実感するようになりました。ええ、その幸せってヤツ。

僕:「いやあ幸せだねえ」

嫁:「何?イキナリ」

僕:「これなのよ、俺がマイホームに求めてたものって。この、家族でいっしょに暮らしてますって感じ。幸せってこういうことですよ

嫁:「…よく分からんけど。まあ、あんたも早く帰ってくるようになったし、考太郎(息子)の面倒もよくみるようになったから、ご機嫌なのは何よりだけどさ」

そう、マイホームができてからというもの、僕けっこう変わりました。以前は会社に寝袋をスタンバイし、平日はおろか土日もろくに帰らない。帰っても寝るだけって生活だったのが、今は家にいるのが楽しくて楽しくて、家族で過ごす時間が長くなった。嫁との会話も増えたし、(より一層)子どもが可愛くなりました。


家を建てると「もっと仕事を頑張ろう」となるか「仕事はセーブして家族の時間を大事にしよう」となるか。どっちのパターンもあると思いますが僕の場合は完全に後者。それまで仕事至上主義だったので、この変化は我ながら意外でした。

僕:「気づいたんすよ、会社より家にいる時間が大事だって。申し訳ないけど、もう出世は諦めました。というか諦めてください!」

嫁:「オイオイ、そりゃ聞き捨てならんな。…でも、落ち着く場所ができて、いい意味でカドが取れたかもね」

僕:「でしょ、家族がイチバン。何より考太郎もよく笑うようになったし」

そう、じつは一戸建ての喜びを最も感じてるのは、マンション時代のフラストレーションを晴らすかのごとく、家中を走り回っている息子かもしれない。一戸建てならよっぽどバカ騒ぎしない限り近所迷惑になりませんからね。

しかも、どこからでも家族の姿が見通せる、仕切りのない間取りのおかげで、彼がいくら暴れようとも目が届いて安心です。友人や大工さんからヘンだと罵られつつも、このポイントだけはこだわって正解だったと思います。子どもが成長してプライバシーが必要になったら、その時リフォームを考えればいい。

この連載中に二人目も授かりました。これから家族の変化とともに家も変わっていくはず。というか、変わらざるを得ないはず。一戸建てならリフォームという形でそれができる。ウチの場合、工務店が近所にあるので、そのへんの相談もしやすいですしね。


今回のポイント

都心のマンション派だった嫁も今はすっかり一戸建ての暮らしを満喫しているようです。
ウチの場合は一戸建て、注文住宅でしたが、マンションを選んだにせよ、建売住宅を選んだにせよ、いずれの場合もメリット、デメリットはあったと思います。僕が思うに一戸建て、注文住宅最大のデメリットは何より「めんどくさい」こと。めんどくさいうえ、長い。家族全員めんどくさがりやの僕らにとってはかなりの苦行でした。

でも、工務店というパートナーに恵まれたこともあり、理想に近いマイホームを建てることができたので、一戸建て、注文住宅という我が家の選択は大正解だったと思う今日この頃です。

おわり。


構成/アイドマ・スタジオ 榎並紀行
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