家相の基礎知識

09年08月19日
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家相を知るにはどうしたらいいの

迷信にとらわれすぎずイマドキの家相を活用

家相を十分に活用するには、いくつかのコツがあります。しかしそれは、家相方位盤にとらわれたり、迷信を気にしたり、家の中心にこだわることではありません。ここでは、みなさんが家相を参考にするときに、つい陥りがちな罠について説明をします。一般的にいわれている家相の常識や方位の吉凶にはそれなりの意味があります。昔からの迷信にとらわれすぎていると、せっかく家相を活用した間取りも、逆に住みづらく現代の家とかけ離れてしまう可能性も。そうならないように、しっかり読んでおきましょう。

家の中心がわからない。どうやって求める?

家の中心は完璧に求めなくてはいけないと思いがちですが、小池先生曰く、「家の中心は、それほど神経質に求める必要はない」とのこと。プランの大体中央から見て、東南西北の方位の特徴を知ることが大切です。むしろ重要なのは状況判断。南側に背の高い建物があれば、日当たりのよさは半減するし、西側に大きな建物があれば西日の悪影響(暑さ)は少なくなります。

厄年、土用、三隣亡、家はいつ建てればいいですか?

小池先生によると「厄年も日柄も家を建てる上ではあまり関係がない」とのこと。例えば「本厄の新築は避けるべき」とは、本厄は仕事や子育てなどで疲れが蓄積されやすい年齢で、体に変調が出やすいところからきたと思われます。むしろ、仕事や家族のスケジュールを考慮し、無理のない時期に家づくりをする計画性と心の余裕を考えた日が吉日であると考えましょう。

厄年早見表

男の大厄
25歳 41歳 42歳 43歳 61歳  
女の大厄
19歳 32歳 33歳 34歳 37歳 61歳
男女共通の小厄
1歳 3歳 5歳 7歳 10歳 13歳
24歳 28歳 46歳 49歳 52歳 55歳
60歳 64歳 70歳 73歳 77歳 82歳
85歳 88歳 91歳      

迷信ではなく科学的に方位の特徴を知っておく

現代家相で大切にされている方位は、北東(表鬼門)、北西、南西(裏鬼門)、東南、家の中央の5つに大別されます。それぞれの方位は、日のあたり方により下図のような特徴があります。大吉の家を建てるには、その特徴を踏まえて、相性のいい部屋を配置することが大事です。また、相性の悪い部屋も特徴を知れば、方位の持つマイナスをカバーすることができます。

迷信ではなく科学的に方位の特徴を知っておく

土地と建物の配置はとっても重要

土地のどの位置に建物を配置するかが重要です。敷地いっぱいに家を建ててしまいがちですが、家の中が暗く風通しも悪い凶相の家になってしまいます。日差しの入る南側は境界線から6メートル、東側は3メートル空けるのが理想。北と西は1メートルは空けるようにしましょう。北側道路の場合は北を空けて駐車スペースにするため、北庭を作るという活用法もあります。

土地と建物の配置はとっても重要

隣家と密接していると採光が得られない上、風通しも悪い

昔の家相盤は参考程度に

陰陽五行説をもとに、八方位、十干十二支などの方位を表したのが「家相方位盤」。正中線・四隅線がかかるところにトイレなどの不浄部位や火器を配置してはいけないという言い伝えもありますが、これを現代の家屋を照らし合わせると、逆に住みづらいものになることも。家相=この家相盤を使わなくてはいけないというのは間違い。知識として持っている程度で十分です。

昔の家相盤は参考程度に

方位と部屋の関係性ってなんですか?

原因を知って対策で凶の方位も怖くない

家相の基礎が分かったら、いよいよ方位と間取りの関係です。家相をよく知らない人でも、方角によって吉や凶があることくらいは聞いたことがあると思います。詳しくいうと、部屋によって吉凶の方位が存在します。それでは凶の方位は諦めるしかないの? そんなことはありません。凶の理由を知ることで対策をとれます。寒い部屋は暖かく、暑い部屋は窓の大きさや位置で調節する。また、最新の設備や内外装材を利用するのもいいでしょう。家相を上手に取り入れて、家族が幸せになる大吉な住まいを目指しましょう。

一目でわかる!!部屋別にみる吉凶の方位とその理由

トイレ ~Toilet~

寒さによるヒートショックを防ぐ対策が必要

北側や北東にあるトイレは、寒さから排泄時に血圧が上昇しやすく、脳卒中などで倒れるケースがあります。また、日差しが強い南西につくると、床に落ちた小水の染みが意外に臭うことも。暖房設備を整え、掃除がしやすいトイレ専用の床材を使用するなど、冬でも暖かく、清潔で快適な空間をつくることを心掛けましょう

トイレ

キッチン ~Kitchen~

現代でも南西の暑さには十分な注意が必要

昔から台所は南西につくるなといわれますが、建築技術や住宅設備が進化した現代でも南西の暑さには注意が必要。もう一つ注意したいのが暗さ。食材の傷み具合を判断できないことや、ケガやヤケドの心配も。北側や家の中央などの暗い場所に台所をつくるときは、センサー式吊り元ライトなどを設置して明るさを確保しましょう

キッチン

リビング ~Living~

日当たり優先だが難しい場合は住宅設備の活用で快適にできる

冬場でもしっかり日差しを取り込めることで、日当たりのよい南向きが吉。しかし周辺環境でどうしても難しい場合は、エアコンや床暖房などの住宅設備を活用すれば、快適な室内空間をつくることができます。太陽の光と風をしっかり取り込み、よい気(暖かい乾燥した空気)に満ちた明るいリビングを目指しましょう

リビング

洗面室 ~Washroom~

帰宅後すぐにうがいや手洗いができる場所につくりたい

吉の洗面室のポイントは、あらゆる病気の予防ができるうがいや手洗いが毎日しやすい場所につくることです。台所を通らないといけないような間取りや、二階にだけに水周りをつくり一階に洗面をつくらないケースが凶となります。ヒートショックも起こしやすいので床暖房や温風ヒーターなどで暖かさも確保しましょう

洗面室

浴室 ~Bathroom~

極端に寒い場所なら暖房設備を。湿気がこもりやすい場所も凶

浴室で注意をしたいのはヒートショックと湿気。北東や北に大きな窓のある浴室をつくれば、窓から熱が奪われ寒くなり、温度差による血圧の急上昇で事故の恐れも。また、家の中心は湿気を排出しづらいばかりか、家中に湿気が広まります。極端に寒い場所、湿気を排出しにくい場所は、現代でも凶と考えるのが賢明です

玄関 ~Frontdoor~

方位よりも道路の場所を考慮して無理のない位置につくること

東南に玄関をつくることの本来の吉とは、太陽の光の乾燥、殺菌効果を得られることです。ただし、現在の玄関ドアは、防犯面、断熱面が重視され、光や熱をできるだけ通さない構造なので、必ずしも東南にこだわる必要はありません。迷信や縁起の善しあしではなく、道路の場所などを考慮して、無理のない場所につくることです

玄関

寝室 ~Bedroom~

方位よりも隣接する部屋が大事。騒音が少ない場所を選ぶべし

寝室で気になるのは騒音。現代住宅は高気密化で、外部の騒音は聞こえづらいのですが、住居中の音がこもり、響きやすくなる傾向もあります。方位よりも、どの部屋に隣接、上下するかに配慮が必要です。環境ではタンスに注意。地震で倒れて下敷きになる恐れや、裏側に湿気や埃がたまり、カビやダニの発生を促す原因にもなります

寝室

階段 ~Stairs~

昇降時の安全性が最優先。暗い場所の場合は照明でカバー

階段は、場所や方角より安全な構造であることが重要。角度は40°以下の緩やかさで、U字型・L字型階段のように中央部分に踊り場が確保されているのが理想的です。また、明るさも忘れてはいけません。できれば自然光が入りこむ場所で、もし暗い場合は明るい照明を選び、安全に上り下りできるような位置に取り付けてもらいましょう

階段

子ども部屋 ~Nursery~

子ども部屋の吉は東南や南向き。しかし寒さ対策で北や北東も吉に

子供室は東南や南向きが吉。しかし、風通しをよくしてカビやダニの発生を防ぎ、床暖房を取り入れるなど冬季の寒さ対策もしてあげることで、北側や北東向きでも吉の子供室をつくることができます。また鍵付きの部屋を与え放任したり、接しすぎたりで過干渉となるのは凶。親が子どもとどう向き合うかを考えることも大切です

子ども部屋

>>次のページでは「家の形と家相をもっと詳しく知りたい」を紹介します

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