1034人に聞いた賃貸の部屋探し実態調査

09年09月09日
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引越しのきっかけは、更新時期や一人暮らし願望などさまざま

グラフは、引越しを思い立ったきっかけについて尋ねたもの。「更新時期がきたから」が17.0%でトップ。更新手数料を払って今と変わらない生活を続けるよりは、もう少し金額をプラスして新しい生活を始めたい、と考える人も少なくないようだ。

引越しを思い立ったきっかけは?(全体/複数回答)

その他のきっかけは「一人暮らしをしたかったから」(13.5%)、「転職したから」(13.0%)、「今よりよい条件の物件を見つけたから」(12.5%)、「結婚した(する)から」(11.2%)といった項目が続く。ちなみに「今よりよい条件」とは何かを聞いたデータでは、「広さ」がトップで約5割。多くの人が「もっと広い部屋に住みたい!」と思いながら暮らしているのが現状のよう。

引越しを思い立ったきっかけを世帯構成別に見てみると、一人暮らしのうち、女性社会人では「一人暮らしをしたかった」(21.0%)が男性社会人(17.9%)に比べてやや多いのが特徴。 一方、男性社会人の引越しのきっかけトップは「転職したから」が22.1%で最も多く、ふたりの世帯では「結婚した(する)から」(35.7%)、ファミリーでは「転勤したから」(19.7%)といった項目がトップを占めている。

こうしてみると、男性社会人、ふたり、ファミリーは主に外的要因がきっかけになることが多いのが特徴。これは「一人暮らしをしたかった」という内的要因をきっかけに引越しを思い立つ人が多い女性社会人と比べると、対照的なデータだといえる。ふたり・ファミリーの世帯のように家族が増えると、自分一人の気持ちで引越しを決められないのが実情。その点、生活力があって身軽な女性社会人は、自分の気持ちひとつで引越しを思い立つことができる、という実情が背景にありそうだ。

ベテランは気に入った沿線・駅や町内で住み替える人が多数

引越しでどれくらい遠くに移動したのかを尋ねたデータを見てみよう。全体のうち、引越し前と同一県(都)内で移動したという人は合計で6割強と多く、このうち2割弱が「同じ町内」か「同じ駅」内での移動となっている。一方、37.0%が県(都)外からの転入者で、さらにこのうち20.0%が「首都圏以外」からの転入、となっている。

引越し前後でどれくらいの距離がある?(全体/単一回答)

世帯構成別に見てみると、学生は「首都圏以外」からの転入が多いのが特徴で37.1%を占める。前出のデータからも分かるように、学生は「入学した(する)から」が45.7%、「進級して場所が変わるから」が24.8%と学校の場所に合わせて引越しをするケースが多いというのが背景のひとつにあるようだ。

一方、ファミリー層では18.8%が「同じ町内」で移動している。特に学齢に達した子どもがいるファミリーの場合、学区が変わらないエリアに限定して探すケースも多く、できるだけ以前と生活環境が変わらない場所が選ばれる傾向にある。

また、引越しの経験回数別に見ると、引越し3回目以上では「同じ町内」「同じ駅」「同じ沿線」で移動している人が、他の層に比べて多いのが特徴。引越しのベテランともなると自分のライフスタイルが確立し、気に入った沿線・駅・町内に的を絞って引越しをしている人が多いようだ。

「2008年賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査」調査概要
[調査実施時期]2009年3月19日~25日
[調査対象者]首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)在住で、2008年(2008年1月~2008年12月)に入居した賃貸住宅居住者
[調査方法]インターネット
[有効回収数] 1034
※無断転用禁止。引用の際はSUUMO(スーモ)編集部までご一報ください
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