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入居する物件を決定する際に「あきらめた」項目を見てみよう。全体では「築年数」(36.8%)、「初期費用」(26.7%)、「家賃」(24.9%)、「セキュリティ」(24.8%)、「最寄り駅からの時間」(21.2%)が2割以上で、「あきらめた」項目のトップ5を占めている。反対に、「立地・周辺環境」(7.1%)、「通勤・通学時間」(9.0%)、「路線・駅やエリア」(9.1%)などは妥協しない人が多い項目。物件が古かったり、予算オーバーだったり、安全性に欠けたりしても多少はあきらめがつくけれど、住む場所に関しては譲れない!といった強いこだわりを持っている人が多いようだ。


世帯構成別に見てみると、男性社会人は「住戸の向き」(24.1%)、女性社会人は「面積(広さ)」(33.0%)が、他の層に比べてあきらめがちな項目に挙がってくる。男性社会人は日中のほとんどの時間を不在にするため、日当たりのよさにはあまりこだわらないという傾向があるようだ。また、女性社会人の場合は、少しくらい狭くても、収納や整理整頓などの工夫でどうにかリカバーできると前向きに考える人が多いことがうかがえる。
ファミリー世帯では、「築年数」(53.0%)「最寄駅からの時間」(26.5%)についてあきらめる人が多い。しかし、「住戸の向き」をあきらめる人は他の層に比べて少ないのが特徴。妻が専業主婦だったり、子どもが小さかったりする場合は、日中を部屋で過ごす時間が長いため、日当たりのいい部屋にこだわる人が多いようだ。
ちなみに、現在の家賃別で見た場合、家賃5万円未満の低額層は「家賃」をあきらめた人が9.9%と少ないのに対し、15万円以上の高額層では38.8%と多い。低額層が「面積」などの項目をあきらめても家賃にこだわるのに対し、高額層は高い家賃を払ってでも希望の条件は譲れない、といった強いこだわりが顕著に表れたデータとなっている。

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