1. 不動産・住宅サイト SUUMO > 
  2. 賃貸 > 
  3. 楽器可・相談OK > 
  4. これで見つかる!楽器可(防音対策済など)の賃貸マンション・賃貸アパート

これで見つかる!楽器可(防音対策済など)の賃貸マンション・賃貸アパート

楽器可・相談OK

楽器可の賃貸物件を探すのに、苦労した経験はないだろうか?今回は何を物件探しの基準にしたらよいのか、また、楽器可物件が多い地域やシェアハウスに住むメリットなど、音楽好きならチェックしておきたい項目について紹介していく。

どんな楽器を使いたいか、まずは不動産会社に相談しよう

楽器可といっても、ほとんどの物件が全ての楽器が可能ということではなく、制限がある。演奏時間についても同様だ。まずは、具体的にどんな楽器を使いたいか、また演奏時間はいつごろを考えているかなど、詳しくは不動産会社に相談するところから始めよう。楽器のジャンルでいうと、ピアノやバイオリンなどの弦楽器や管楽器や声楽は比較的容認しているところが多く、逆に打楽器やアンプをつなぐ楽器は許可していない物件もある。また演奏時間については、日中の時間帯はほぼ大丈夫だが、深夜は周りに迷惑がかかるので規制をかけているところがほとんどである。

後々トラブルが無いように、条件があるかどうかは特にきちんと確認しておきたい。

音楽大学の近くには物件が多い?

楽器可の物件は、音楽大学の近くに多い傾向がある。演奏が許可されている時間帯も比較的長く設定してあるところが多い。つまり、特に地域を限定しないでもよいと思って物件を探している人には、音楽大学付近のエリアに注目するとよいだろう。音大生が多く入居している物件では、防音がしっかりしていなくても、お互いに音が漏れることを容認して生活が行われていることもある。そのような共通認識は、その地域ならではの特徴なので、逆に周りの音がうるさいのが気になるという人は、「楽器可」物件でもしっかりと防音されているかどうかの確認をしておくべきだ。必ずしも「楽器可=防音性が高い」というわけではないので、間違わないようにしたい。

また、楽器可物件は一般の物件と比べて、賃料が比較的高い傾向にあるが、音楽大学付近のエリアでは、比較的安い物件探しをすることができるだろう。ターゲットのほとんどが学生なので、その分家賃を抑えている傾向にある。

さらに言うと、音楽大学付近のエリアはやはり音楽好きが多い場所でもある。音大卒や現役学生が講師を務める個人スクールで演奏技術を習うのもよいだろう。

また、スクールへ通わなくても、音楽講師が自宅へ派遣される家庭教師制度もある。ライブハウスをはじめとした音楽施設で、自宅で日々練習を重ねた成果を披露するのもよいだろう。このようなエリアで、音楽好きな人たちと接することで、自分の音楽に対する考えが変わったり、良質な音楽に触れる機会が増えるかもしれない。そんな付加価値があるのもこのエリアを選ぶ魅力だと言えるだろう。

音楽好きの集まるシェアハウスもある?

最近ではさまざまなコンセプトのシェアハウスが増えているが、音楽好きの集まるシェアハウスもある。グランドピアノが置いてあり住人同士で共有できたり、防音設備が施されている部屋があったり、スタジオのような空間があったりと、一人暮らしではなかなかできない快適な音楽ライフが過ごせる。また、一緒に生活を営む上では、共通の趣味をもっていることは大きな利点であり、楽器の音に関しても、お互いに許容する文化が生まれるだろう。さらに、好きな音楽の話で盛り上がったり、お互いにセッションして即興演奏で生まれる楽しさも味わえるかもしれない。一人暮らしでは味わえない体験が、シェアハウスではできるだろう。

これまで、楽器可の物件探しについて言及してきたが、まずは、どの楽器を演奏したいのか、演奏時間は何時頃か、住みたい場所はどこか、予算はいくらか、音楽大学付近のエリアは検討できるか、1人で住むか、複数で住むかなど、さまざまな条件を考えてみてから始めるとよいだろう。

掲載:2015年12月16日  写真:キイロイトリ / 写真AC

関連記事

ページトップへ戻る