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住まいを売りに出してから、
売却が完了するまでどのくらいの期間を考えておけばいいのでしょうか?
実際に売却をした人の事例を参考にしてみましょう。
買い替えをする際、資金計画上、最も気になるポイントの一つが売却期間。新しい住まいの購入を決めても、前の住まいが売れなければ、肝心の資金がつくれない、というケースは珍しくありません。先輩たちの実情を見てみると、2カ月以内におよそ2割が、さらに1ヵ月ほど余裕を持たせると、およそ4割が無事、売却を完了しています。
買い替えの場合、なるべく早く売りたいのが本音でしょうが
「売却期間が短かすぎた。半年ほど余裕をもった販売活動ができていれば、
もう少し高く売ることができたかもしれないと思う」
(神奈川県・男性・40代)
「売り急いだせいで、売却価格などかなり妥協した感が残る」
(埼玉県・男性・30代)
など、売り急いだことを後悔する声が多いのも事実。売却期間を6カ月間程度で考えておくのが理想的な販売スケジュールといえるでしょう。

今回と比べ、大きく違ったのが、1ヶ月未満で売却できた割合。3年前は3人にひとりの割合で1ヵ月かからずに売却できていたのに対し、今回は2割程度と、大幅ダウン。2007年夏ごろまで好調だった不動産市場の波に乗って売却活動もスムーズにいっていた3年前とは一変、昨年の不動産不況で売却価格、期間ともに苦戦を強いられた人も多かったことがうかがえます。

査定価格より売却価格のほうが上がっている、
というのが理想ですが、
果たして実際のところはどうなのでしょうか?
2007年8月ごろをピークに不動産の価格が低下に転じ、さらに昨年の不動産バブルの崩壊…。その影響を受けてか、およそ4割が、売却価格が査定価格を下回る、という厳しい結果に。とはいえ、査定価格を下回ってしまった要因はそれだけではなさそう。
「いずれ値下げをすることも視野に入れ、
最初は少し高めの価格で売りに出せばよかった」
(東京都・男性・40代)
「もっと多くの不動産会社に頼み、競争させれば、
査定価格を下回ることはなかったかもしれない」
(千葉県・男性・30代)
など、最初の売り出し価格の設定や媒介契約の選択等で違う結果が得られたのでは?
と、考えている人も多くいました。
査定価格と比べどのくらい下回ったか、の問いには、半数が200万円未満と回答。逆に高く売れた人たちもおよそ5割が200万円未満UPと答えていることから、査定価格±200万円が売却価格の目安ということがいえそうです。

順調に不動産の価格が伸びていた時期を反映して、3年前は実に8割以上が査定価格以上で売却できていたという結果が。しかも、査定価格より300万円程度も高く売れたと答えた人が一番多く、26%もいました。ただ、査定価格を下回った際のダウン幅も大きく500万円近く下回った人が3割近くいました。活況な経済状況の追い風を受けて、不動産会社・売主ともに強気だった一面を見て取ることができます。

最後は、売却をする際、
分からなかったことについて聞いてみました。
より良い売却活動をするために、ぜひ、参考にしてください。
アンケート結果、ダントツ1位は、「より高値で売却する方法」。売る以上は、少しでも高く売りたい!というのが本音のようです。
「不動産会社によって仲介手数料が違うことを知らなかった。
売却価格だけでなく、仲介手数料などの諸費用についても
調べておくべきだった」
(神奈川県・女性・30代)
「売りに出したマンションが借地権付きだったため、
借地権関連の事務手続きについて調べておけばよかった。
名義書き換えのために地主に80万円近い金額を払うことに
なってしまったことに納得できない」
(千葉県・女性・30代)
など、先輩たちの声から、単純な売却価格を高くするのではなく、いかに諸費用を抑えるか、といったポイントにも目を向け、しっかり情報収集しておいたほうがよさそうです。
納得のいく売却活動には準備が不可欠。前述の借地権の問題など、気になることは早めに不動産会社に相談し、満足のいく売却を実現しましょう。
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