外観を特徴づける大きな2つの窓は1階と2階の狭間に配置。外からも内からも雑多な日常を隠し、窓の景色が印象的に映えます。大空間のリビングに、十分な採光をもたらし、幻想的な空間を演出しています。白を基調とした壁とライトグレイッシュのモールディングが施された腰壁をベースに、絶妙な淡い色彩で室内をまとめました。昼は凛とした佇まいで、夜はダウンライトを使用しない暖かな光と混ざり合い、柔らかな印象に変化します。素材には火山噴出物を主成分としたシラス壁や、氷見産の間伐材を用いた杉板を使い、地域やエシカルに配慮しました。また、真鍮を使用したクラシカルなライトは、素材の経年変化をいつまでも楽しめます。プライベート空間は2階に、家族共用スペースは全て1階に集約し大きな回遊型にすることで、機能的な動線を実現しました。また、子ども部屋は、将来2つに仕切れるように設計しました。