車は「購入」「レンタル」「カーシェア」、どれがトク?

ヒッシーのマネー騎士(ナイト)
車は「購入」「レンタル」「カーシェア」、どれがトク?

マイホームの購入と同時に、マイカーの購入も検討するという人は意外と多いようです。やはり、新しい住まいでの生活を迎える際に、せっかくだから車も新しくしたいと考える人が多いからでしょうか。もしくは、3000万円とか4000万円といった大きな金額を見た後に200万円とか300万円といった金額を見ると、安く感じてしまうからでしょうか。

さて、その車の購入についてですが、車は本当に買ったほうがよいのでしょうか。住宅の購入と賃貸の比較と同じように、車も「購入」か「レンタル」かを冷静に比較して、金銭面での損得を考えておくことは大切だと思います。近年では、同じレンタルでも、昔からある「レンタカー」だけでなく、「カーシェアリング」を利用するという方法もあります。それぞれにメリット・デメリットがありますので、それぞれの特徴を理解して上手に利用したいものです。

「購入」VS「レンタル」。15年間のコストを比較

では、ざっくりとではありますが、例を挙げて車の購入とレンタルを比較してみましょう。前提条件は以下のとおりです。

【購入】

・車種:トヨタ「プリウス1.8L」(新車)
・車両価格:243万円(最も価格の安いグレードE)
・諸経費等:30万円
・自動車税・自動車保険:年間8万円
・駐車場代:月2万円
・ガソリン代:月5000円
・洗車代:月1000円
・ローン:年1.5%、5年返済(車両価格分をローン返済)

【レンタル】

・車種:トヨタ「プリウス1.8L」
・レンタル費用:1万1880円(24時間)※
・ガソリン代:1000円(1回当たり)
※トヨタレンタカーの通常料金で試算。実際の費用はレンタカー会社や時期、エリアなどによって異なります

まず、購入した場合は、諸経費やローンの返済も含めて初年度は120万円程度の負担になります。その後は、車検代のかからない年は90万円程度、車検代のかかる年は105万円程度の負担になります。

一方、レンタルの場合は、月2回の利用で年間31万円程度、月4回の利用で年間62万円程度、月8回の利用だと年間124万円程度の負担となります。つまり、毎週の土日2日連続でレンタカーを利用し続けると、購入した場合の負担を上回る計算になります。

しかし、車好きな人には、数年おきに買い替えをしたいと思う人もいます。定期的に新車に買い替えるとすると、下取価格にもよりますが、ローン返済が続く分、負担は多少なりとも重くなります。仮に、5年ごとに同じ価格帯の車に買い替えた場合と、買い替えなかった場合、そして、レンタルの場合とで、累積の負担額を比較してみました(金額は万円未満四捨五入)。

5年ごとに同じ価格帯の車に買い替えた場合、買い替えなかった場合、レンタルの場合の累積負担額比較

あくまでも一定の前提条件に基づく試算なので、すべての場合に通じる結果ではありませんが、大雑把に言えば、毎週2日以上車に乗る人の場合は、レンタカーよりも購入したほうが負担額は少なくなると言えそうです。逆に、毎週1日程度しか車に乗らないのであれば、レンタカーのほうがトータルの負担額は少なくなると言えそうです。

「レンタカー」VS「カーシェアリング」。利用方法の特徴を比較

では、レンタカーとカーシェアリングを比べた場合はどうでしょうか?
下表は、一般的なレンタカーとカーシェアリングの特徴を比較したものです(取扱会社によって細かな部分は異なる場合があります)。

レンタカー カーシェアリング
初期費用
月会費
なし あり(各1000円前後)
貸出時間
返却時間
取扱い会社による
(8:00~20:00など)
制限なし(24時間)
貸出方法 店舗 無人
ガソリン代 満タン返し、または、店舗で相当額を支払い 一定以内は料金に含む
走行距離料金 なし 1km当たり約15円など
乗り捨て 可能 不可能
車種 選びやすい 選びにくい

レンタカーとカーシェアリングの特徴をまとめますと、料金的にはカーシェアリングのほうが安くなる傾向がありますが、走行距離による加算が行われたり、月会費が必要であったりします。したがって、短時間の利用を頻繁に行うならカーシェアリングが適していて、たまの旅行などで長時間、長距離を乗るならレンタカーのほうが適していると言えそうです。

公共交通機関の発達している都心ほど、駐車場代も高いので、車に乗る頻度が少ない人は、マイカーにするか借りるのかを冷静に比較検討することが大切ではないでしょうか。さらに、借りるのであれば、レンタカーとカーシェアリングを比較検討することが重要でしょう。

もちろん、車というものは、単なる移動手段としてだけで捉えるのではなく、保有していることの満足感のようなものも重視したいという人もいることでしょう。あらためて、住まいの環境や、家計の現状と今後の見通しなどを踏まえて検討を重ねることが重要ではないかと思われます。

イラスト/杉崎アチャ

新築マンションを探す
中古マンションを探す
新築一戸建てを探す
中古一戸建てを探す
注文住宅の会社を探す
公開日 2010年03月17日
最終更新日 2018年08月27日
関連する最新記事を見る
住みたいエリアや購入価格からマンション・一戸建てを探そう!
住まいの種類
住みたいエリア
  • エリア
  • 都道府県
  • 市区郡
購入価格

お役立ち講座・個別相談のご案内無料

住まい選びで「気になること」は、人それぞれ。スーモカウンターのアドバイザーは、新築マンション・建築会社選びをサポートするプロ。講座や個別相談を通じて、よかった!と思える安心の住まい選びをお手伝いします。
カウンターアドバイザー

住み替えサポートサービス

ページトップへ戻る