行政市区ランキング 10位 東京都品川区

10位 東京都品川区

工業の街から生活の街へと生まれ変わるシーサイド
区が進める革新的な教育改革にも期待

江戸時代には東海道最初の宿場町としてにぎわいをみせた品川。明治維新後には近代化とともに工場地帯が東京湾沿岸に広がったが、最近は再開発も進み、ここ数年で最も変化が目覚ましいエリアのひとつといえるだろう。

特に品川区の南東部にある埋立地「勝島」は、かつては倉庫群が連なるエリアだったが、近年は続々とマンションが建ち、新たな居住エリアとして注目を集めている。2014年には「ブランシエラ品川勝島フレシア」や、東急不動産の「ブランズシティ品川勝島」(356戸)、大成有楽不動産と長谷工コーポレーションによる「オーベルグランディオ品川勝島」(452戸)など、この数年で1000戸以上の住環境が整備された。

また、工場密集地帯だった大崎駅前は、高層オフィスビルや商業施設から成る「ゲートシティ大崎」「大崎ニューシティ」の誕生を契機に、ビジネスエリアとして様変わりした。それに伴い大崎駅徒歩10分以内には高層分譲マンションも増えているが、古くから続く個人商店も健在で、地元の人たちと昔ながらの交流が育まれている。

そうした進化の一方で、変わらない風景もある。東急目黒線沿線にある不動前・武蔵小山は緑が多く、落ち着いた住環境が魅力。かつて林業試験場だった「林試の森公園」には、広さ3万6000坪の敷地のなかにクスやケヤキなどの樹木が育つ。また、駅前には「武蔵小山商店街 パルム」があり、アーケードをくぐると、総菜やスイーツのお店など元気な個人商店が連なっている。

区の取り組みとしては、教育面の施策がユニークだ。品川区が進める教育改革「プラン21」では学校選択制や外部評価制度などを取り入れ、学校教育の改善を推進する。独自のカリキュラムも積極的に開発していて、品川区立小中一貫校品川学園では、お金に関する意思決定と進路選択をテーマにした「生涯設計体験学習」を採用している。ほかにも、市民科学習の一環として、実在の店舗を教室内に再現し、働く人の立場や市民の立場になって経済体験をする「スチューデント・シティ」を、区内全学校の小学5年生を対象に取り入れている。

さらには、学校外活動の支援も拡充。学びと遊びを通して子どもたちの成長を育むことを目的に「放課後児童クラブ」と「放課後子ども教室」を一体的に運営する「すまいるスクール」は、文部科学省放課後子ども教室推進表彰を2年連続で受賞している。

一方、待機児童に関しては2015年4月時点で215人と、23区中でもワースト10位以内に入る。区では2015年度に700人規模の定員増をはかるなど、引き続き対策を行っていく予定だ。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、ビーチバレーボールやホッケーも品川区エリアで開催される予定。多様な表情をもつエリアでありながら、開発で新たな街へと変貌を遂げる品川区は、子育て世代からの支持も得られそうだ。

みんなが選んだ理由
  • 都心に近く、買い物や移動に便利。商店街も豊富。(女性33歳/シングル)
  • 便利ですっきりしている。都会的だと感じられる。(女性60歳/ファミリー)
  • 以前住んでいてとても良かった。 子育て支援にも力を入れている。(女性35歳/ファミリー)
  • 都心へのアクセスが便利。また、商店街があったり、下町っぽいところもありながら品がある。(女性30歳/DINKS)
  • 子育て支援が充実しているため。(女性36歳/DINKS)
  • 都会の中で緑が多く、便利で公共の施設が整っていて暮らしやすそう。(男性56歳/ファミリー)
取材・文:やじろべえ
公開日 2016年06月08日
最終更新日 2016年09月23日
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