行政市区ランキング 9位 東京都中央区

9位 東京都中央区

再開発で激変する日本橋、商業施設開業ラッシュの銀座
2020年に向けたインフラ整備で、伝統を残しつつ進化するエリア

江戸開府から400年以上にわたり、文化や商業の中心として発展してきた中央区。かつて五街道の基点となり江戸のなかでも際立つにぎわいをみせた「日本橋」、世界的なブランドショップが立ち並ぶ「銀座」、首都東京への玄関口「八重洲」、東京湾のウォーターフロント「晴海・月島」など、さまざまな表情をもつ魅力的なエリアである。

注目は数年前から大規模な再開発が進む日本橋。「COREDO室町」や「京橋トラストタワー」といった新たなランドマークに加え、2017年には高さ約180mの「東京日本橋タワー」がグランドオープン。超高層ビル内にオフィスや商業施設が入る予定だ。
また、2018年度中には老舗デパートの「髙島屋」がリニューアル。日本橋店に隣接する新館を解体し、新たに売場面積を増やした「新新館」としてオープンする。東側と北側の街区にも超高層オフィスが建設されるなど、一帯の景観は激変しそうだ。

さらに、2016年は新しい商業施設が開業ラッシュを迎える。数寄屋橋交差点には、銀座最大級の大型商業施設「東急プラザ銀座」が誕生。東急百貨店新業態のセレクトストア「ヒンカ リンカ」も初お目見えする。ほかにも、夏には伝統工芸「透かし彫り」をモチーフにした複合商業施設「GINZA PLACE」が銀座5丁目に誕生予定。今秋には国内最高クラスの超高層免震オフィスと飲食店が集結する「京橋エドグラン(KYOBASHI EDOGRAND)」が京橋2丁目西地区に開業予定だ。

「居住地」というよりも「観光地」「働く街」という側面が目立つ中央区だが、じつは行政サービスも手厚い。例えば子育てについては、出産前から出産後6カ月に達するまでの乳児がいる家庭に1世帯15日、1日2時間を限度とする「育児支援ヘルパー」制度を導入。また、区内6カ所の児童館と、子ども家庭支援センターでは、子育て相談や講座などの交流サロン「あかちゃん天国」が実施されており、中央区に暮らす子育て世帯をサポートしている。さらに、妊婦には通院などに必要な交通費として、タクシー利用券1万円分を支給する。
待機児童については、平成27年4月時点で119人。東京23区内では少ない方とはいえ、対策は急務だ。なお、中央区では認証保育所などに子どもを預ける際の保育料を月1万円~5万円まで助成する制度もあり、認可保育園を利用できなかった世帯をサポートしている。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた施策も活発だ。小中学校では国際教育に注力し、オリンピック・パラリンピック参加国・地域の文化やあいさつなどを学習する「一校一国運動」を実施。スポーツの祭典をきっかけとした、グローバル教育を推進している。インフラの面でも、公共施設や歩行道路の整備、コミュニティサイクルの導入が進められており、海外からのゲストを出迎える準備は万端。オリンピック以降は居住者にもメリットが感じられるような、計画的なまちづくりが進められているようだ。

時代とともに進化を続ける中央区。街の移り変わりを感じながら暮らすのも楽しいかもしれない。

みんなが選んだ理由
  • 自治体が財政的に豊かで、補助等が充実しているから。(男性41歳/DINKS)
  • 公共、教育施設が充実している。(女性32歳/シングル)
  • 江戸文化と伝統が残っている地区。資産価値が下がらない。(女性52歳/シングル)
  • 高級感あるエリアを多く含んでいる。銀座などは商業施設も多く、優雅な暮らしができそう。(女性45歳/シングル)
  • 下町と都会とオシャレな街がギュっとまとまっているから。(男性51歳/ファミリー)
  • 何しろ便利。東京の中心でありながら、落ち着ける。(女性62歳/ファミリー)
取材・文:やじろべえ
2016年6月8日
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