階数・間取り・方角にも注目!マンション住戸選びの常識

階数・間取り・方角にも注目!住戸選びの常識

数ある新築・中古マンションのうち何号室の住戸を購入するかは大問題。
住戸選びが購入の決め手になる場合もある。ここでは住戸選びにまつわるQ&Aを、購入者の声も含めてまとめてみた。

間取りや階数

Q:角住戸と中住戸による違いは?

A:採光なら角住戸断熱性なら中住戸

角住戸は窓が2方向にあるので、基本的には風通しがよく日当たりが良いもの。リビング以外の居室にもバルコニーが設置されるケースもあり、開放感がある。ただし、数は少なく価格も高めに設定されている。一方、中住戸は左右に住戸がある分、断熱性が高くなり、光熱費を抑えられる。壁の面積が大きい分、家具の配置がしやすいといったメリットもある。

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Q:部屋ごとの価格ってどうやって決まるの?

A:向き・階数・位置が価格決定の3大要素

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価格の相場を決める要素のひとつは方位。次に階数は、中層階の中住戸を「基準住戸=平均価格」としながら、階数が上がるほど高く、下がるほど安く設定される。さらに角住戸なら価格がプラスされたり、線路や幹線道路に近
い棟は価格が抑えられるなど、位置によっても変わってくる。眺望の良し悪しも価格差の条件になる。

ルーフバルコニー付きなど付加価値のある住戸も価格は高めに

Q:低層階と上層階どんな違いがあるの?

A:基本的には、上層階ほど日当たりはいい

基本的には上層階のほうが眺望はよく、目の前の建物の影響を受けないため日当たりがいいのがメリット。ただし、物件によっても違い、目の前が高い建物なら眺望もさほど良くないことも。実際は現地で確認しよう。一方、低層階は災害時に避難しやすい。目の前が木々の借景を楽しめる立地なら、2~3階のほうが緑は目の前だ。

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Q:リビングの形は?縦長と横長、どっちがいい?

A:リビング横の居室をどう使いたいかによる

縦長リビングは、隣の洋室もバルコニーに面しているので、戸を閉めても洋室に採光を確保でき、個室として使いやすい。一方、横長リビングは、リビング全体が明るいが、奥の洋室は引き戸を閉めると暗くなるので個室としては使いにくい。リビング横の居室を個室として確保したいか、リビングの明るさ優先かで選びたい。

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Q:間取り変更は何ができる?

A:物件、時期によって違う申込期限に要注意

間取り変更には1.完全オーダーメードのように依頼する場合と、2.用意されたメニュープランから選ぶ場合がある。2.の場合は、リビングと居室をつなげるなど一部が選択できる仕組みだ。両方とも申込期限がある。特に1.は販売が開始されたばかりの早い段階でしか対応できず、有料。2.は無償のケースも多い。

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Q:リフォームできない部分ってあるの?

A:バルコニーなど共用部はNG

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間取りは入居後にリフォームも可能だが、玄関ドア、バルコニー、窓など、変えられない部分もある。これらは共用部で、管理規約上勝手に変えられない。遮音性が規約で定められている場合もある床材も同様だ。また、水まわりの位置や柱・梁など構造的に変更不可の部分もある。

※工事の内容にもよる

Q:オプションって何ができるの?

A:設備と内装を追加自分仕様に

オプションとは別途費用を払うことで、設備を追加したり、内装をグレードアップすること。すべての工事を一括で依頼でき、引き渡し時には工事が完了しているので、新生活をスムーズに始められる。オプションの内容によって申込期限が異なるため、要確認。

Q:新築マンションで人気の設備は?

A:マンションならではのディスポーザーが1位

ランキングは以下のとおり。生ゴミを粉砕してそのまま排水口に流せるディスポーザーをはじめ、家事効率や住み心地の良さをアップさせる設備が上位にきている。

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※本誌調べ(回答数200名)

Q:収納量の目安はどのくらい?

A:専有面積の8%程度が目安

収納量の目安はマンションの専有面積8%以上。ウォークインクローゼットなどの大型収納や各居室のクローゼット以外にも、玄関や廊下、リビングなど家族共有で使う場所にも収納があると便利。キッチンの食品庫や洗面室のリネン庫なども重宝する。奥行きや幅、中の棚は可動かなど、細かい部分をモデルルームや間取図で確認したい。

Q:カラーセレクトはどう選ぶ?

A:明るい色は広く暗い色は高級感

フローリングやドアなどの内装の色が選べる「カラーセレクト」。明るい色ほど広く感じられ、暗い色ほど高級感が出るのがセオリー。ベージュなどの中間色はほこりや髪の毛、キズが目立ちにくい。モデルルームの見本でチェックしよう。実際のイメージをCGで確認できる場合もある。

Q:マイホームがほしいどうすればいい?

A:まずは今夜、家族会議から

どんな暮らしがしたいか、今の住まいで不満に思っていることは何か、まずは家族であれこれ話し合ってみては? 思いもよらない気持ちが聞けたり、共通点が見つかって買いたい気持ちが盛り上がり、おぼろげながら住まいの条件が見えてくるはず。それが住まい探しの第一ステップ。もちろん実際に物件を見ることも重要。話し合い→見学を繰り返し、理想の住まいを手に入れよう。

※2016年1月~2016年12月に首都圏で新築マンションを購入した4357人の回答を集計。「首都圏新築マンション契約者動向調査」/リクルート住まいカンパニー調べ。年収はローンを借り入れた人の合計。共働き夫婦が夫婦ともローンを借りた場合は2人の合計年収。ローン、贈与、ボーナス時加算はそれぞれ利用者のみを対象に集計。未回答は除く

構成・取材・文/大森広司 長谷井涼子 イラスト/桔川 伸 長岡伸行 撮影/山出高士 飯田照明 川瀬一絵(ゆかい)
公開日 2017年06月15日
最終更新日 2017年06月21日
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