金利低下で固定型の人気が上昇 変動型を選ぶ人との比率が逆転

公開日 2015年10月28日
金利低下で固定型の人気が上昇 変動型を選ぶ人との比率が逆転

固定型を選んだ人が全体の4割近くに

住宅ローンを借りるときに、固定型金利を選ぶ人が増えていることが分かった。住宅金融支援機構が今年3月~6月に住宅ローンを利用した人に調査したところ、(全期間)固定型を選んだ人が38%に上り、変動型(35.8%)を上回った。かつては変動型を選ぶ人が5割以上を占めた時期もあったが、固定型金利が低下して人気が高まったこともあり、変動型の利用率が徐々に下がってきている。

金利の見通しは「変わらない」が多数

ただ、今後1年間の金利の見通しは、「ほとんど変わらない」との回答が全体の5割を超えた。固定型を選んだ人のうち「現状よりも上昇する」と答えた人は前回の4割強から3割強にダウンした。

今年2月からフラット35Sの当初金利引き下げ幅がそれまでの2倍の0.6%に拡大されるなど、固定型が低金利で借りられるようになっていることも、人気が高まっている理由のようだ。

固定型の利用が増えた
都市部を中心に地価上昇幅が広がった
■今週のキーワード
【固定型金利が低下】
固定型のフラット35最低金利は今年2月に過去最低の1.37%(融資率9割以下、返済期間21年以上)を記録し、その後も1%台半ばが続いている。
【フラット35S】
省エネ性や耐震性など住宅が一定の基準を満たすと、フラット35の当初5年または10年の金利が引き下げられる。来月1月29日の申し込み分まで。
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取材・文/大森広司
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