今の給料で買える額 2014

いまの給料で買える額
家を買った1700人の価格・ローン・頭金レポート 2011

あなたの「買える額」の考え方を知ろう

●頭金とローン借入額で「買える額」が決まる

家を買うには、代金の一部を頭金として現金で払い、残りを住宅ローンで借りる。したがって、用意できる頭金と、住宅ローンで借りられる額の合計が、「買える額」になる。またローンの手数料や税金など、家の価格の3~5%程度の諸費用がかかり、これも現金で支払う。下のステップで予算を探っていこう。

「買える額」を考えてみよう

STEP1 頭金はいくら用意できる?

●貯蓄から諸費用などを引いた額が頭金の額

貯蓄をすべて頭金に回すのはNG。購入時にかかる諸費用も必要だし、病気など、万が一に備えて貯蓄も残したい。「毎月計画的に貯蓄できるなら生活費の3カ月分、そうでなければ6カ月分の貯蓄を残しましょう」(中村さん。以下同)価格の2割以上の頭金があると、銀行によってはローンの金利が下がることも。

頭金に回せる額 の求め方
Point 新居にかかるお金や教育費も考える

頭金を計算する際には、「引越し費用や新居のカーテン、エアコンなどの購入費用も考えておきたい。教育費など、将来のための貯蓄も、万が一のための貯蓄とは別に残すのが基本」
車の買い替えなど、住宅以外の支出も頭に入れておこう。

Point 贈与で頭金アップ今年中が有利

親や祖父母から資金を援助してもらえれば、それを頭金にできる。通常は贈与税がかかるが、2014年中に贈与を受け、翌年3月15日までに入居すれば、下表のように一定額まで贈与税が非課税になる。「今年がチャンス、と言ってお願いするのも手です」

非課税額
一般住宅 省エネ、耐震住宅
2014年12月31日まで 500万円 1000万円
基礎控除※を加えた場合 610万円 1110万円

※基礎控除:一定の金額を課税標準から控除すること

STEP2 今の給料から払える毎月の返済額は?

●住居費をベースに考える管理費なども考慮

毎月の返済額は、今の住居費と、毎月貯蓄している額をベースに考える。
そこから購入後に毎月かかる管理費と修繕積立金を引いた額が、毎月返済額の目安だ。
「返済に回せる額が増やせないか、夫婦で具体的に話し合ってみましょう」
ボーナスは支給額が変動しやすいので、ボーナスからの返済額は少なめに見積もって考えたい。

毎月の返済可能額 の求め方
Point 年収負担率を計算してみよう

年収に占める、年間のローン返済額の割合を「年収負担率」という。
「25%以内なら無理がないといわれますが、20%以内が理想。教育費などで支出が増える、妻の退職などで収入が減るかも、という世帯は年収負担率だけで判断せず、実際の金額で無理がないか考えましょう」

●年収負担率の求め方
年間返済額(STEP4表 B×12+C)÷年収(税込)×100
=年収負担率(%) ※25%以内なら安心

STEP3 あなたに合った金利タイプは?

●住宅ローン金利は3タイプから選ぶ

住宅ローンのおもな金利タイプは下の3つ。特徴を理解して自分に合ったタイプを選びたい。金利の水準は金利タイプ、また銀行によって異なる。最も低い金利で借りられるのは変動型だが、途中で返済額が増える可能性があることに注意。「当初の金利は変動型より高いですが、超低金利の今は固定 型や固定期間が長め(10年など)の固定期間選択型がオススメ」

3つの金利タイプ

STEP4 ローンはいくら借りられる?

●65歳完済を目安に返済期間を考える

下表は毎月、ボーナス時にそれぞれ返済できる額と返済期間、金利タイプから、借入可能額を計算したもの。返せる額から出した、借りても大丈夫そうな額、である。
返済期間が長いほど借入可能額は多くなるが、「老後を考えると、住宅ローンは60歳までに完済するのが理想。無理なら65歳までに完済できるよう、返済期間を考えましょう」

●無理のない借入可能額を決める表の見方
1.老後に支障がないよう、『60歳ー今の年齢』、無理なら『65歳ー今の年齢』の年数に近い返済期間を選ぶ。
2.STEP2で計算した毎月の返済額Bとボーナス時加算額C÷2が交差した箇所があなたの借入額の目安。

ローン借入可能額早見表

STEP5 あなたの「買える額」は?

●ステップ1~4で計算した頭金と借入額から、あなたの「買える額」が分かる!

あなたが買える額 の求め方
あなたが買える額 の求め方
Point 固定型で借入額を決め変動型で借りる

変動型は当初の金利が低い分、固定型より多く借りられるが、借入額が多いと、金利が上昇した際に返済額が大きく増えてしまう。そこで借入額は固定型で計算した金額に抑えた上で、変動型を利用するのも手だ。返済額が少なくすんだ分を貯蓄しておけば、金利上昇時の備えになる。

Ponit
※繰り上げ返済:毎月決められた返済額に加えて、先々のお金を前倒して返済すること

「買える額」が分かれば、スムーズに新居探しができる

「買える額」を知っておけば、条件に合うマンションをスムーズに探せる。計算する際のポイントは、現在の家計だけでなく、今後の生活の変化も考えて返済額や返済期間、金利タイプを考えること。無理なく「買える額」が分かれば、将来も安心な、満足度の高い購入ができるはずだ。

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取材・文/高橋 晴美 イラスト/なとみ みわ
公開日 2014年11月05日
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