宅配便の再配達増加によるロスが社会問題となっているなか、新型宅配ボックスで「再配達ゼロ」を目指すマンションが登場してきた。複数の荷物や郵便物を受け取れるタイプを全住戸に設置したり、ネット通販で利用率の高い小サイズの荷物が受け取れるタイプを導入。荷物の取り忘れを防ぐ通知サービスを改善するといった内容だ。
Q.普通の宅配ボックスがあれば大丈夫では?
A.ボックスに空きがないケースも多いのじゃ
スマイカ:「再配達ってそんなにたいへんなの?」
ジュータコ:「国土交通省によると年間でドライバー9万人分の労働損失になっているそうじゃ」
スマイカ:「マンションは宅配ボックス付きが増えているよね」
ジュータコ:「それでもボックスに空きがなくて再配達になるケースが多いのだよ」
スマイカ:「それで全戸分に付けるマンションが登場したんだね」
ジュータコ:「複数の荷物を受け取れたり、郵便ポストと一体化して省スペースも実現しておる」
Q.みんなが荷物をすぐにボックスから出せばいい?
A.滞留荷物の取り出しを促す工夫もあるぞ
スマイカ:「荷物がボックスに届いてもすぐに取り出さないケースが少なくないよね」
ジュータコ:「これまでもメールやエントランスで通知していたが、通知の頻度を増やしたり、サブエントランスなどでも通知する仕組みが登場した」
スマイカ:「ハンコのいらないメール便はポストで受け取れないかな」
ジュータコ:「対応型ポストもあるぞ」