借り換えで金利が1%前後ダウン 返済額は1万円前後の低下が多数

公開日 2016年10月26日

借り換えで金利が1%前後ダウン 返済額は1万円前後の低下が多数

借りて5年以内に借り換えた人が半数近く

住宅金融支援機構が住宅ローンを借り換えた人を調査したところ、ローンを借りてから借り換えるまでの経過年数は5年以下と早めに実行した人が最も多く、全体の半数近くに上った。借り換えによる金利の変化では、0.5%~1.0%低下した人が21.6%と多く、1.0%~2.0%低下した人も2割を超えている。また借り換えで返済期間が短縮した人は6割を超え、5年以下の短縮が約3割だった。

返済額が減った分は生活費に充てる人が多い

借り換えで毎月返済額が減った人は66.0%に上り、5000円~1万円減少した人が21.2%と多かった。2万円超減少した人も13.9%におよぶ。減った分の使い道は、生活費が4割弱と最も多く、貯蓄が3割強でそれに次いでいる。
超低金利の今は過去に住宅ローンを借りた人にとって借り換えのチャンスだが、費用が数十万円かかることが多い。メリットだけでなくコストも確認が必要だ。

借り換えで金利・返済額とも下がった人が多い

借り換えで金利・返済額とも下がった人が多い

※住宅金融支援機構「2015年度民間住宅ローン借換の追加実態調査」(調査時期2016年6・7月、回答数259)より

■今週のキーワード
【超低金利】

民間ローンは変動型だけでなく10年固定も1%未満が多く、固定型のフラット35が1%強で借りられるなど、史上最低水準の金利が続いている。

【コスト】

借り換えでは新規の借り入れ費用や登記費用などがかかる。新たな銀行で借り換え費用も含めて借りられるケースもあるが、借入額はその分多くなる。

新築マンションを探す
中古マンションを探す
新築一戸建てを探す
中古一戸建てを探す
賃貸物件を探す
引越し見積もりをする
土地を探す
注文住宅の会社を探す
売却査定する
リフォーム会社を探す
カウンターで相談する
ハウスメーカーを探す
工務店を探す
取材・文/大森広司
関連する最新記事を見る
住みたいエリアや購入価格からマンション・一戸建てを探そう!
住まいの種類
住みたいエリア
  • エリア
  • 都道府県
  • 市区郡
購入価格

お役立ち講座・個別相談のご案内無料

住まい選びで「気になること」は、人それぞれ。スーモカウンターのアドバイザーは、新築マンション選びと会社選びをサポートします。講座や個別相談を通じて、よかった!と思える安心の住まい選びをお手伝いします。
カウンターアドバイザー

住み替えサポートサービス

ページトップへ戻る