住宅金融支援機構の調査によると、新築マンションの購入に伴って最も多く購入された耐久消費財はカーテンと照明器具で、ともに6割前後の人が買っていた。1世帯当たりの平均購入額は85.9万円で、一戸建て(新築)(201.0万円)や建売住宅(105.1万円)より低い。マンションは門・塀など外まわりにお金がかからないことや、標準で設置される設備類が多いことが、金額が低い要因のようだ。
品目別に購入世帯の平均購入額をみると、カーテンは10.3万円、照明器具は6.1万円など。上位8品目のなかではルームエアコンが25.7万円で最も高かった。また平均引越し費用が19.5万円で一戸建て(15万円前後)より高いのは、エレベーターなどの養生に費用がかかることなどが一因と考えられる。
家を買うときには家具や家電を新調する費用も確保しておきたいところだ。