中古マンション「お金と選び方」疑問解消のポイント6

中古マンション「お金と選び方」疑問解消のポイント6

新築と比較して、価格が手ごろで物件数が多く、希望エリアで探しやすい中古マンション。
購入予算を立てるのに欠かせないお金について、また、快適に長く暮らせる中古マンションの選び方について6つの疑問にお答えします。

お金のギモン

私が買えるマンション価格の目安を教えて!

年収と貯蓄から「買える価格」を簡単チェック

中古マンションを選ぶとき、大事な条件のひとつは「購入予算」。そこで最初に下の表を使って、あなたが買える価格の目安をチェックしてみましょう。あなたの年収と今の貯蓄額がクロスする部分が、無理なく買える価格の目安です。

ただし下の表は、中古を買ってリフォームする場合の費用までは計算に入れていません。リフォームを考えている人は、表の金額からリフォーム代を引いた金額が「買える価格」になります。費用の目安は3LDKの場合、100万~200万円程度です。インテリアなどにお金をかけたい人も同じように費用を差し引いてください。

リフォームしたいときはかえる価格の一部をリフォーム費用として分けておく

リフォームしたいときは買える価格の一部をリフォーム費用として分けておく
■年収と貯蓄で分かる「無理なく買える価格」の目安額 (中古マンションのケース)※1

※1無理なく買える価格を、住宅ローンの年収負担率25%で、貯蓄のうち“年収の20%”を手元に残せる「価格」として試算(住宅ローン金利1.0%、返済期間35年、ボーナス時加算なし、購入諸費用、引越し費用等は価格の10%とした)。なお、当試算には、リフォーム代、家具家電購入費用は含んでいない

※1 「無理なく買える価格」は、住宅ローンの毎月返済額を年収負担率25%とし、さらに貯蓄のうち“年収の20%”は手元に残せるように試算した(住宅ローン金利1.0%、返済期間35年、ボーナス時加算なし、購入諸費用・引越し費用などは価格の10%とした)。なお、当試算にはリフォーム代や家具家電購入費用は含んでいない
毎月返せる額から「買える価格」を計算する方法も

年収が同じでも、家族構成や生活スタイル、住宅ローン金利や返済期間が違えば、買える価格も違ってきます。自分の暮らしに合わせ、より正確な資金計画を立てたい人は、今の家計や将来かかる教育費、また今の年齢をもとに、毎月返済できる額や返済期間を決めて計算する方法もあります。

●「将来も安心な購入予算の決め方」を知りたい(SUUMO住活マニュアル)

家を買うときの費用はどの程度かかる?

契約時と引渡時に価格の16%~20%程度のお金を支払う

家を買うときには、「手付金(価格の10%程度が目安)」と、「購入諸費用(価格の6%~10%程度が目安)」を、契約時と引渡前の2回程度に分けて支払うのが一般的です。

手付金は契約時に現金で支払うお金で、最終的には「価格の一部」に充てられます。金額は一般的には価格の10%程度と言われていますが、買主と売主との話し合いで決まるため、目安より多く(または少なく)なることもあります。また、住宅ローンを借りる場合も手付金は現金で支払います。

購入諸費用は、仲介手数料や不動産登記にかかる税金、住宅ローン借入費用、火災保険料などの費用を指します。中古物件の場合、不動産仲介会社に支払う仲介手数料が価格の3%強かかるケースが多いため(価格×3%+6万円+消費税)、購入諸費用は価格の6%~10%程度が目安となります。

●「いつ、どの程度の費用がかかるか」詳しく知りたい(SUUMO住活マニュアル)

家を買うときの費用はどの程度かかる?
中古マンションは引き渡し後にかかる費用もチェック

引渡しの後は、引越し費用や家具家電購入費などがかかります。引越し費用は、荷物の量や移動距離によって違います。SUUMOには費用の相場や各社への見積もり依頼ができるページもあるので参考にしてみては。また、家の購入を機に、家具や家電の刷新も考えている人は、購入するもののリストをつくり、おおよその値段を調べておくといいでしょう。

このほか、引き渡しの半年~1年半後に「不動産取得税」がかかる中古マンションもあります。これは、建物や土地を取得するとかかる税金で、一定の条件を満たす中古住宅は軽減措置が受けられます。軽減措置を受けるための手続きは都道府県によって異なり、所定の期間内に申告が必要なケースもあるので、引き渡し後に都道府県の担当課に問い合わせておくとよいでしょう。

●「引越し費用の相場」が知りたい(SUUMO引越し見積もり)

中古マンションのリフォーム費用は200万~300万円

中古マンションを買って、室内のクリーニングやリフォームをしてから入居したいという人は、その費用も考えておきましょう。例えば3LDKの物件の場合、ハウスクリーニングは10万円~13万円、リフォームは200万円~300万円が目安となります。

かつて、リフォーム費用は現金で支払うのが一般的でしたが、最近はリフォーム費用も含めて借りられる住宅ローンがあるので、貯蓄が少なくてもリフォームができます。この場合、購入予算を決めるときに、買える価格からリフォーム費用を引いて計算するといいでしょう。

●「ハウスクリーニングの相場」が知りたい(SUUMOハウスサービス)
●リフォーム内容別の費用の目安(SUUMO住活マニュアル)

家を買った後にかかるお金はいくらくらい?

毎月払う管理費等の平均額は約2万3500円

中古マンション購入後は、住宅ローン返済のほかに毎月管理費や修繕積立金の支払いが必要です。関東地方の場合、管理費の平均額は1万2096円、修繕積立金は1万1395円(※)。合わせて2万3491円が1月あたりの目安になります。

また、建物や土地の所有者に毎年かかる固定資産税、都市計画税もあります。この税金は、毎年1月1日時点の所有者にかかるため、購入した翌年の4月ごろに税額の通知が来ます。税額は立地や建物のグレードや住戸の広さ、築年数などによって数万円から十数万円と幅がありますが、年の経過とともに建物にかかる税額は減っていきます。

これらの費用は、物件の情報収集や見学時に不動産仲介会社に問い合わせれば、正確な金額を調べてもらえるので、住宅ローン返済額と合わせて毎月支払えるかどうか考えておきましょう。

※2013年度マンション総合調査(国土交通省)より。全国平均は、管理費1万661円、修繕積立金1万783円

文/森島薫子 イラスト/ワタナベモトム
公開日 2016年09月21日
最終更新日 2016年11月02日
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