佐賀県は県庁所在地である佐賀市を中心とした南部と、唐津市を中心とした北部に分けられます。これは、かつて佐賀藩と唐津藩に二分されていた歴史が背景にあると言われています。人口が最も多いのは佐賀市ですが、唐津市、鳥栖市などは福岡都市圏のベッドタウンとして発展しており、県内はエリアによる人口の偏りがあまりないのが特徴です。
佐賀県に新築一戸建て(分譲/建売)の建築会社は多くありますが、どのような会社が建てているのでしょうか。2013年度の着工棟数をもとに建築会社のトップ10社を紹介します。(住宅産業研究所調べ)
佐賀県で建築される新築一戸建ては、どの建築会社の物件が多いのか、着工棟数のトップ10を見てみましょう。トップ10に入った19社中、70%ほどの会社が佐賀県内に本社を持つ会社。佐賀市に本社がある中野建設は武雄市のニュータウン「あさひの杜」「さくらの杜」や、唐津市の「フレッシュタウン山本」で新築一戸建てを分譲販売。同じく佐賀市本社のマベックは注文住宅や新築一戸建て、店舗など幅広く手がけています。リバースはピタットハウス佐賀中央店を運営しています。伊万里市に本社がある黒木建設はクロキホームの名称で新築一戸建ての販売を展開。鳥栖市の日山ホームや武雄市の本山建設は分譲販売のほか、注文住宅も取り扱っています。そのほか、朝日工業、アルファ建築空間、岩忠建設、坂口組、土橋産業、なかむら住宅、ハヤトホームといった佐賀県内の会社が健闘しています。
佐賀県と隣接する福岡県久留米市の古賀工務店や駅前工務店、大野城市の悠々ホームもランクイン。また、全国規模で営業する一条工務店、パナホーム、ミサワホームも佐賀県内に営業拠点やモデルハウスを置き、分譲販売を手がけています。
佐賀県では、県内外のさまざまな会社の新築一戸建てを購入することが可能です。同じ会社でも、値段やグレード、外観デザイン、間取りプランはさまざま。ライフスタイルや家族構成に合った家に出合えるよう、複数の物件を見学して比較検討してから決めましょう。
【調査概要】
○調査会社:住宅産業研究所
○調査年度:2013年度(2013/4/1~2014/3/31着工)