今、家づくりで重視したいことランキング(間取り・プラン)

今、家づくりで重視したいことランキング

3位 間取り・プラン

Q:東日本大震災以降、「間取り・プラン」に関する意識は変化しましたか?

これから建てようとしている人の場合

3番目に重視したいことは『間取り・プラン』です。
震災後、長時間にわたる停電や食料品・飲料水など生活用品の入手困難な状況を経験したことから、明るく風通しの良い家づくりや、保存食・水を備蓄できる収納スペースの設置などが求められる傾向にあります。
また、家族が集うリビングルームの存在にも注目が集まっており、家族みんなが集まって過ごすことで安心感と節電効果を得られるというメリットがあります。

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これから建てようとしている人

  • 万一のときのことを考えて、通年温度管理ができる食品保管庫を設置したいと思うようになりました。(女性⁄34歳⁄愛知県)
  • 非常時持ち出し用の袋など、玄関などに置いておくスペースが欲しいです。また、非常食や水を置いておく床下収納もあるとうれしいです。(女性⁄46歳⁄兵庫県)
  • 家族が集まるリビングを広く取り、団欒の場所を大事にしたいと思うようになりました。(女性⁄44歳⁄大阪府)
  • 災害時の避難路の確保に配慮された間取りプランの必要性と、非常食を保存・備蓄できる収納が必要だと思うようになりました。(男性⁄39歳⁄東京都)
  • 非常時に緊急電源の確保を目的として、太陽光発電を積極的に取り入れたいと思うようになりました。(女性⁄48歳⁄東京都)
  • 大きく風通しを考慮した窓の配置など、電気等のエネルギー消費を抑えた家づくりをしたいと思います。(女性⁄34歳⁄愛知県)
  • なるべく空調に頼らないで、自然の力を利用して、夏涼しく冬暖かい快適な住まいにしたいと思うようになりました。(女性⁄36歳⁄愛知県)
  • 風通しが良いと、涼しいということがよく分かりました。(女性⁄42歳⁄神奈川県)
  • 採光や通風が良いと節電につながるので、しっかりと考慮した家づくりを意識するようになりました。(男性⁄34歳⁄広島県)
  • 耐震性能が高く、玄関までの避難動線が長く、複雑にならないような間取りにしたいと思うようになりました。(女性⁄37歳⁄大阪府)

間取り・プランにこだわった家づくりのためのアドバイス

【Lesson1】採光性と通風性を高める秘訣は「自然との共生」にあった!

採光性が良いと室内が明るく暖かいだけでなく、気持ちも明るくなってくるものです。
しかし、採光性だけを良くしても室内が暑くなりすぎるため、室内温度を調整するためには通風性も同時に考慮する必要があります。その両方を効果的に高める秘訣は、実は「自然との共生」にあります。
「自然と共生する」家づくりには、まず敷地の立地や日照・風向きなどの環境を調査・シミュレーションを行います。その結果から採光性や風通しを良くするための開口部の位置決めや、夏の木かげをつくり冬の日差しをさえぎらない南側の落葉樹、涼しさを生む北側の常緑樹などの樹木の設定などを行っていきます。
自然と共生する家づくりは、快適で心地よいだけでなく、敷地と建物に無理をさせず、光熱費を抑えられるので家計と環境にやさしい家づくりといえます。

住友林業の自然と共生する家づくり設計「涼温房(りょうおんぼう)」
[図]住友林業の自然と共生する家づくり設計「涼温房(りょうおんぼう)」では、敷地調査をもとに設計したプランでシミュレーションを実施。その結果から、光熱費やCO2排出量を検証したエコ診断カルテを作成し、家計にも環境にもやさしい家づくりを行っている
資料提供:住友林業株式会社

【Lesson2】備蓄庫兼用の収納スペースは日常の使い勝手を忘れずに

今回の震災では、避難道具や非常食や飲料水などを備蓄しておく収納スペースの重要性が見直されています。しかし、たまにしか使わないからと、収納スペースを使いづらい場所に設けたのでは意味がありません。
収納の極意は「適材適所」。日常の使い勝手を考え、必要な場所に必要な広さの収納スペースを設けることが大切です。
収納スペースの設置は、建物の壁と壁の間や小屋裏(屋根裏)、床下、各階の間など、さまざまな場所に設けることも可能ですので、プランニング段階で設置場所を相談してみましょう。

階間収納庫
[写真]階間収納庫/床に段差を設けることで1階と2階の間に創り出された収納スペース
写真提供:2点とも住友林業株式会社
小屋裏収納庫
[写真]小屋裏収納庫/屋根裏に設けられた収納スペース

【Lesson3】普段は省エネで環境にやさしく、非常時には創エネで頼もしい太陽光発電。そして、次世代住宅は…!?

今注目なのが太陽光発電システムを取り入れた住宅です。
日中は太陽光を利用してCO2排出量を抑制しながら発電を行い、非常時には緊急用の電源を確保することができます。
今なら経済産業省が「住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金」として太陽電池モジュール最大出力(公称)1kW当たり4.8万円を交付してくれる制度を活用できます。また、都道府県や市区町村でも補助金交付制度を行っている場合がありますので調べてみましょう。

HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)
[図]太陽光発電でエネルギーを「創る」。外張り断熱外壁とLED照明で「節約」。蓄電池技術で「蓄える」。HEMS技術で制御し、「見える化」することでエネルギーを賢く使用できます
写真提供:2点とも大和ハウス工業株式会社
エネルギー管理用のモニター表示例
[写真]ダイワハウスオリジナルのHEMS「D-HEMS」のエネルギー管理用のモニター表示例

【Lesson3】非常時でも安全に避難できる間取りプランが安心

大手ハウスメーカーからも屋外への避難動線の確保など非常時対応を考慮した間取りプランが提案されています。
このプランでは、階段を下りてすぐに玄関口が見えるようにするなど避難時に安心感を与えるように配慮されています。
非常時の慌てている中、安全でスムーズな避難ができることは生死につながる重要なポイントとなります。
避難動線を考慮した家づくりをする際は、日常生活の利便性を損なわない間取りづくりとのバランスを考えてプランニングすることが長く暮らせる家づくりにつながります。

避難を考えた動線計画の間取りプラン
[図]ダイワハウスの注文住宅「xevo KII」で提案されている避難を考えた動線計画の間取りプラン
資料提供:大和ハウス工業株式会社
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構成・取材・文・撮影/桑原泰弘
公開日 2011年11月16日
最終更新日 2017年04月11日
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