三重県　注文住宅　着工棟数トップ10社 発表【2015年度】

三重県は南北に長い県。県北部にある四日市市や鈴鹿市は名古屋市のベッドタウンとして発展しているため、県中部にある県庁所在地の津市よりも人口が多くなっています。タウンも県北部に点在し、四日市には総区画数377区画の「Jヒルズ四日市」、桑名市の「ふれあいの丘」があり注文住宅を建てるための宅地の供給が行われています。

三重県に注文住宅の施工会社は多くありますが、家を建てた人は、どのような会社を選んでいるのでしょうか。2015年度の着工棟数をもとに施工会社のトップ10社を紹介します。（住宅産業研究所調べ）

三重県で着工棟数の多い会社を都市別で見てみましょう。
県内で注文住宅の着工数が一番多いのは四日市市。上位10社中8社が大手ハウスメーカーで、トヨタホーム以外は、三重県全体のランキングでもトップ10に入っています。地元の会社で健闘しているのはアサヒグローバル。タウンの「グローバルガーデン」で注文住宅を施工しているほか、注文住宅を建てるための土地の供給も行っています。中部住研も四日市市の会社。地元の利便性や特徴を熟知したうえで宅地を開発。パナソニック耐震住宅工法「テクノストラクチャーの家」も手がけています。津市でも上位10社のうち9社は県全体でも上位のハウスメーカー。パナホームは総区画数50戸のタウン「グリーンオアシス津南」で建築条件付きの土地を分譲販売中。地元の津市に本社がある三交不動産は「プレシア」ブランドで注文住宅用の宅地を供給。総区画予定数1818区画のビッグプロジェクト「杜の街」も手がけています。三重県労働者住宅生活協同組合は、県内各地で宅地販売や注文住宅の建築を行っています。

三重県で注文住宅を建てるとき、ハウスメーカー、ビルダー、工務店のどの業態が多く選ばれているのでしょうか。
三重県で一番多いのは、ハウスメーカーで40％。そのうちプレハブ工法の会社は25％。木造の工法を扱う会社は15％です。次に多いのは工務店で32％。ビルダーは28％という結果に。ハウスメーカーを家づくりのパートナーに選ぶ人が多いことが分かります。