中古物件内見の注意点やチェックポイント!プロはここを見る

公開日 2012年03月21日
プロはここを見ている 中古のチェックポイント
中古物件の注意点やチェックポイントは?
住宅診断のプロがどこをどう見るか知ろう

住宅診断(ホーム・インスペクション)とは……
専門家が住宅の劣化状態や欠陥の有無、リフォームの必要性などを客観的な立場からチェックしてくれる仕組み。気に入った物件が見つかったら、購入前に診断を依頼することで建物の状態を正しく把握できる。買主はもちろん、診断済みの物件として販売できるように売主や仲介会社が依頼する場合もある。

CHECK1 外観は屋根・軒裏・外壁・基礎を自分でチェック!

外観は屋根・軒裏・外壁・基礎をチェック

外観のチェックポイント

□ 屋根
屋根材のズレや破損、塗装の剥がれ、雨樋の破損がないか

□ 外壁
クラックがないか、目地に入った充填材が劣化していないか

□ 軒裏
雨の染みや亀裂、塗装の剥がれはないか

□ 基礎
クラックがないか

POINT

基礎に入った大きなクラックや、クラックの幅が0.5mm以上の場合は要注意

CHECK2 室内では建具の建て付けやにおいをチェック!

室内では建具の建て付けやにおいをチェック

室内のチェックポイント

□ 建具・窓・収納
扉や窓がスムーズに開閉できるか

□ クロス・壁
はがれ、浮き、ひびはないか

□ キッチンの下
下水のにおい、漏水はないか

POINT

見た目だけでなくにおいも確認。シンク下やクローゼット、押し入れなど開けられる場所はすべて開けてみて、カビ臭くないか確かめよう。なお床の傾きやきしみが気になる場合はプロに診てもらおう

CHECK3 セルフチェックが難しい小屋裏&床下はプロに見てもらおう

チェックが難しい小屋裏&床下はプロにお任せ

プロに任せるチェックポイント

□ 小屋裏
雨漏れなどによる腐食、木部の破損、雨漏りはないか

□ 床下
亀裂や破損、漏水、蟻道(シロアリの通り道)、カビの臭いや湿気はないか

POINT

床下は湿気が溜まりやすく、カビや腐敗の被害を受けやすい

CHECK4 プロはこんな形で診断結果を報告してくれる

プロの診断書で各箇所の状態が詳細に分かる

CHECK5 マンションの場合は修繕計画&修繕積立金も確認

マンションは修繕計画&修繕積立金も確認

CHECK+α 「保険付きの中古住宅」に注目

瑕疵保険付きの中古住宅にも注目

住宅診断を依頼できるところ

NPO法人「日本ホームインスペクターズ協会」のホームページでは、独自の認定試験をクリアしたホームインスペクター(住宅診断士)を検索できる。
個人からの依頼も受け付けており、すべての仲介会社の物件診断が可能だ。

住宅診断についてさらに詳しく知りたい方はこちらをチェック
SUUMOお役立ち記事:住宅診断で安心は買えるのか?

まとめ

中古住宅は手入れすれば長く住み続けられるため、各ポイントを自分でチェックしよう

セルフチェックが難しい部分は住宅診断のプロに任せよう

マンションの場合は修繕積立金を確認、瑕疵保険付きの中古住宅にも注目

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