初めて一人暮らしをしたときの間取りは? 家賃は?

初めて一人暮らしをしたときの間取りは? 家賃は?

初めて一人暮らしを始めるとき、学生はまずどんな住まいを選ぶのか。間取りは? だいたいの家賃は? 大学1年生~4年生955人に”初めて一人暮らしをしたとき”に選んだ住まいについて質問した、アンケート結果は以下のとおり。男女でも、地域でも、微妙に違いがあるようだ。

約80%が賃貸マンションかアパートを選択。15%は学生寮に

初めて一人暮らしをした部屋はどんな部屋ですか?

初めての一人暮らしの部屋として圧倒的に多いのは「マンション」や「アパート」。家賃を払って借りるケースがほとんどだろう。ちなみに、テレビのドラマやバラエティ番組でよく見られる「シェアハウス」「ルームシェア」はたったの1%にも満たない結果になった。次に多いのは「学生寮」で15.5%。少子化の影響で学生寮そのものが減少傾向にあるものの、”初めての一人暮らし”として、コストの安い学生寮はひとつの選択肢だと分かる。

一方、質問項目の選択肢にはないが、初めての一人暮らしとして「学生会館」というスタイルもある。物件によって違いもあるが、最小限の家具や家電が備え付けの個室がありつつ、朝夕の食事がついたり、談話室などで他の学生と交流が図れるなど、さみしさを紛らわせることができる。ほかにも、管理員常駐や門限ありの物件など、保護者が安心できるメリットもある。

選ぶ間取りはワンルーム・1Kが全体の4分の3以上

初めて一人暮らしを初めたときに住んでいた部屋の間取りは?

次に、どんな間取りを選んでいるのだろう。男女ともにワンルームが最も多く、ともに40%以上。次が1Kで、ワンルーム・1K合わせて4分の3を超える。ただし男女で微妙に差があり、女子は男子よりも1Kが多い結果に。

そもそもワンルームと1Kの違いは、キッチンスペースがドアや引き戸で区切られているかどうか。ドアもなくキッチンと居住スペースが一体化している間取りをワンルーム、区切られている間取りを1Kと呼んでいる(K=キッチンの略)。1Kのほうがキッチンのにおいが部屋まで流れない、普段過ごす部屋から雑多なキッチンが見えないという利点がある。もしかしたら、女子のほうがそうしたメリットに敏感なのかもしれない。

ちなみに1DKは1つの居室とダイニングキッチン、1LDKは、1つの居室とリビングダイニングキッチンという間取りで、基本的にはどんどん広くなる。(ちなみにスーモでは、K=6畳未満、DK=6畳以上10畳未満、LDK=10畳以上で、2DKは、2つの居室とDKがある間取りとしている)。

家賃は男子学生より女子学生のほうが高め

最後に家賃の平均は4万3795円。月に数千円という学生寮という場合や、なかには社会人の兄姉の部屋に間借りすることで家賃負担ゼロといううらやましいケースも含まれている。ただしエリアによっても違い、東京都は平均5万6225円と全体平均より1万円以上も高い。さらに男女で比べると、東京都の場合、男子学生は5万513円、女子学生は6万778円で、1万円以上の開きがある。

他の地域も、男子より女子のほうが家賃は高い傾向だ。”オートロック付きがいい”、”とにかく駅近”など、安全面を重視した結果、女子は家賃が高めになっているのかもしれない。ちなみに最高額は14万円。東京都に暮らす男子学生の家賃だ。14万円あれば、青山や恵比寿、下北沢など人気の街に暮らすことも可能だろう。

一般的に、家賃は収入の3分の1が目安。仕送り額の3分の1程度に家賃を設定するか、家賃の目安から仕送り額を決めるか、親子で相談してみよう。”アルバイトでなんとかする”と考えがちだが、試験期間中はバイトができなかったり、ケガや病気で休んだり、継続的なバイトが見つからなかったりなど、不確定。アルバイト代はあくまでも、旅行や友達との付き合い、ファッション代など、余裕があるときに使うものと考え、毎月出ていく家賃の支払いには当てにしないほうがいい。

初めての一人暮らしは、不安がいっぱい。”収入”と”支出”を管理して、毎月赤字が出ないようにすること自体、初体験な学生も多いだろう。特に最初は、家具や家電、生活雑貨と何かと出費が多いもの。さらに新入生なら高校生のときとは比べ物にならないほど、付き合いやファッションにかかる費用はアップするはず。”人気の街がいい”、”広い部屋がいい”、”新築がいい”など、いろいろ理想はあるはずだが、家賃の上限をしっかり決めて、そのなかで部屋を探そう。

構成・文/長谷井涼子 イラスト/ニジボックス
2016年2月12日
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