20代社会人シングル男女の一人暮らしデータ 2009

20代社会人シングル男女の一人暮らしデータ 2009

「ムリをしない」のがイマドキの20代?

家賃の平均は6万5723円。堅実な暮らしぶり?

一人暮らしをしている友達の部屋に行ったら、意外とイイ感じで、つい「ここ、いくらかな?」なんて値踏みしてしまう・・・そんな経験ない?

一人暮らしの人にとって、やっぱり気になるのは「家賃」のこと。一体家賃って、いくらくらいが普通? 右のデータを見ると、首都圏・関西・東海エリアに住む20代の一人暮らしの家賃の平均は6万5723円という結果が出ている。

また、エリア別に見てみると、首都圏の平均家賃が7万414円なのに対し、関西では5万8705円、東海では5万4388円。首都圏が1万2000円~1万5000円高い傾向にある。これは単純に地価とリンクした数字だ。

ちなみに、家賃の目安は「収入の3分の1以内」といわれるが、この平均家賃でちょっと計算してみよう。6万5723円×3=19万7169円。つまりこの6万5723円という平均家賃は、月収20万円以上、年収なら240万円以上あればOKラインといえそうだ。

年収のデータを見ると、200万~300万円未満が30.6%、300万~400万円未満が27.8%。これくらいの年収でこの平均家賃は十分OKライン。みんなムリせず、堅実な賃貸ライフを送っているんだね~。

「キッチン+7~8畳」の部屋が20代一人暮らしの平均像

家賃を決める要素はたくさんあるが、そのうちのひとつが広さ。そりゃぁ広いにこしたことはないけど、広ければ家賃も当然アップするから、どれくらいの広さがいいのかわからない。一人暮らしの部屋って、どれくらいの広さが普通?

専有面積の平均は、27.4m2そして間取りは1Kが50%以上を占めるというデータから考えると、20代一人暮らしは下の間取り例のような「キッチン+7~8畳」くらいが平均像だ。これくらいの1Kなら、ベッド、テーブル、テレビ、パソコンなどが十分置ける。ちょっと広めの1Kなら、2人掛けのコンパクトなソファも置けたりなんかして?

エリア別に見ると、首都圏が平均26.8m2なのに対し、関西は29.3m2、東海が28.0m2とやや広め。つまり首都圏は、他のエリアに比べて「家賃は高い・部屋は狭い」という運命に……がんばれ、首都圏シングル!

重視した条件や決め手になったポイントは?

先立つものはマネー!重視した条件1位はダントツで「家賃」

不動産会社で最初に聞かれるのが、部屋探しの条件。みんな、どんな条件を重視して部屋探しをしているのだろうか。データを見てみると・・・トップは「家賃」。93.0%もの人が重視していて、2位との間を20%以上もあけてのダントツ1位だ。

注目したいのが、女性のほうが男性よりも全体的に数値が高いこと。つまり、すべての条件に対して、女性のほうが強いこだわりをもっている傾向にある。おーい、20代の男性たち・・・女性に負けず、もっとこだわりを!

その他、男女ともにアクセスや間取りについての条件が上位を占めているが、興味深いデータのひとつが、「最寄駅からの時間」。男女ともに3~4位と順位に大差はないが、男性52.1%、女性70.1%と、女性のこだわりが特に強い。さらに女性は、32.6%の人が「セキュリティ」を重視している。駅からの帰り道の安全、部屋のセキュリティなど、防犯意識の高さをうかがわせるデータがチラホラ。そういう子じゃないと、親も安心して一人暮らしをさせられない?

部屋探しの重視条件は?

毎日使うところだから・・・ 決め手は「バス・トイレ別」がトップ

部屋を探すときに「重視した項目」とはまた別に、契約する部屋を選ぶときに「決め手になった建物や部屋の設備・仕様」を、ひとり5つまで選んでもらった。さっそくそのデータを見てみよう。

決め手のトップは、「バス・トイレ別」(53.4%)。毎日使うところだからこそ、迷ったときの「決め手」になっているのだろう。男女ともそれぞれ2位以下を大きく引き離してのダントツ1位に挙げられているのが特徴的だ。

バス・トイレが一緒になったユニットバスは、小さなスペースにコンパクトに収まるため、専有面積の小さい物件ほど使われるケースが多い。一人暮らしの部屋探しでは結構な確率で直面しがちだから、バス・トイレ別の部屋を見つけると、気に入っちゃうのかも。

建物や部屋の設備・仕様で決め手になったものは?

男女の違いを見てみると、さらに興味深い。男性の4位は「エアコン付き」(22.9%)、5位は「フローリング」(21.2%)。イマドキのおしゃれな20代シングル男性にとって、もはや「エアコンなしの和室」はアリエナイ?らしい。

また、女性の6位「室内洗濯機置き場あり」(23.5%)、8位「オートロック」(17.6%)は、男性のほうではあまり決め手になっていない。ここでも女性のほうが男性以上に防犯意識が高いことがうかがえる。さらに「建物の外観のよさ」が15.4%と上位にあるように、室内だけでなく外からの見た目も重視する傾向が。送りオオカミにも見栄を張りたいのが女ゴコロ・・・?

立地・周辺環境のこだわり条件は?

買い物のしやすさは最優先!女性は防犯にも敏感

このデータは、「部屋探しの重視項目」で「立地・周辺環境にこだわった」と答えた人に、具体的な内容を聞いたもの。男女とも、順位の違いこそあるが、3大重視項目は「スーパーが近くにあること」「コンビニエンスストアが近くにあること」「治安の良さ」で、4位以下に25%以上もの差をつけてのトップ3となっている。

興味深いのは「治安の良さ」という項目。全体では3位だが、男性39.8%、女性61.7%と20%以上もの差がある。また、全体では上位に入らなかった「交番が近くにあること」という項目が、女性では9位に(10.9%)。部屋を決める際に、交番の場所までしっかりチェックしている女性がいるというのはオドロキだ。でも、防犯にもお金がかかる時代、「交番の近くに住む」という防犯対策にはお金がかからないもんね。グッドアイデアかも!

立地・周辺環境で重視した条件は?
こだわりは人それぞれ。自分らしい部屋探しを!
紹介したデータは、20代の一人暮らしの実態を客観的な数値で表したもの。だけど実際の部屋探しでは、一人ひとりのさまざまな事情やこだわりが反映されるはず。平均データは参考程度にして、もっと自分のライフスタイルに合った、自分らしい部屋探しを。それが満足できる一人暮らしへの近道だ。成功を祈る!
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取材・文/前川ミチコ イラスト/いぢちひろゆき
公開日 2009年10月14日
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