新宿エリア勤務の人はどこに住んでいる?~二人暮らし編~

新宿エリア勤務の人はどこに住んでいる?~二人暮らし編~

住まい探しの重要な要素になるのが、「勤務先のエリア」。「結婚して二人で新生活をはじめる」「仲の良い友人・きょうだいとルームシェア」など、二人暮らしのきっかけは人それぞれですが、新宿エリア勤務で二人暮らしをしている人は、どんな街を選んでいるのでしょうか。通勤時間や家賃、休日を過ごすお気に入りスポットまで、実際に暮らしている人に聞いてみました。

そもそも新宿って、どんな街?

ビジネス街に有名デパート。さまざまな顔をもつ

日本屈指のターミナル駅である新宿エリア。JR新宿駅には山手線や中央線、埼京線、湘南新宿ラインなどのJR各線ほか、小田急線や京王線などの私鉄なども乗り入れています。また新宿駅だけでなく、少し歩いたところに新宿三丁目駅、西武新宿駅などもあり、これらを含めて「新宿エリア」とすることが多いようです。

西口は東京都庁をはじめ、大企業の本社や支社があつまる一大ビジネス街、新宿三丁目まで足を延ばせばデパートや老舗専門店、東口には人気ブランドショップが立ち並ぶなど、ひと言では言い尽くせない魅力を放つ街です。2016年3月には新しい名所ともなる複合施設NEWoMan(ニュウマン)が誕生するなど、常に話題を発信し、変化し続けているエリアです。

路線図

Q1 新宿エリア勤務で二人暮らしの人は何線沿線に住んでいる?

人気ベスト3はJR埼京線、京王線、東京メトロ副都心線

人気ベスト3はJR埼京線、京王線、東京メトロ副都心線

新宿エリア勤務の人で二人暮らしをしている人が住む場所として選んでいる路線は、なんと1位にJR埼京線、次いで京王線、東京メトロ副都心線と3つの路線がランクイン。どの路線も乗り換えなしで新宿エリアにアクセスできるのはもちろんですが、JR埼京線なら池袋や渋谷、恵比寿、京王線なら都営新宿線直通列車を利用して市ヶ谷や九段下、東京メトロ副都心線なら渋谷、明治神宮前(原宿)などと、複数の駅・エリアにも利便性が良いのが特徴です。

ちなみに、住みたい街ランキング2016で2位の街・吉祥寺が沿線にある「中央本線」は4位、都営大江戸線が5位に続いています。こうしてみると、自分の通勤事情だけで住宅を選べる一人暮らしと、二人暮らしでは微妙に傾向が異なり、「新宿」に便利なのはもちろん、他のエリアにも足まわりが軽いといった視点で路線を選んでいるようですね。

Q2 新宿エリア勤務で二人暮らしの人の通勤時間は?

30分以内が最多。一人暮らしよりもやや増える傾向に

新宿エリア勤務で二人暮らしの人の通勤時間は?

次に気になる「通勤時間」(※)を聞いてみました。最も多いのが、30分以内で22.3%、2位が40分以内で19.4%と、3位が60分以内と、所要時間のトップ3は、新宿エリア勤務の一人暮らしアンケートと同じです。ただ、次いで4位50分以内、5位 70分以内、と1時間超えもランクインしていて、一人暮らしの調査結果よりも、若干通勤時間が増えているのが分かります。二人暮らしになると自分の都合だけで家選びをできないので乗り換えなどが増え、通勤時間が増える傾向にあるのかもしれません。

※家から会社までの所要時間の合計
二人暮らしになると自分の都合だけで家選びをできないので乗り換えなどが増え、通勤時間が増える傾向にある

Q3 新宿エリア勤務で二人暮らしの人は最寄駅から徒歩何分の家に住んでいる?

徒歩10分以内、15分以内がランクイン。根強い駅チカ派も

徒歩10分以内、15分以内がランクイン。根強い駅チカ派も

通勤時間は、一人暮らしと比べて増える傾向にあるようですが、駅からの所要時間はどうなっているのでしょうか。最も多いのが駅徒歩10分以内と同じ結果ですが、33.0%と一人暮らしよりも7%増えています。次いで徒歩15分以内も24.3%となっていて、徒歩8~15分の人で半数を超える結果に。ただ、3位には駅徒歩5分16.5%、4位7分12.6%とあり、二人暮らしをしていても、とにかく駅チカ がいい派!が根強くいるのもうかがえます。

駅から徒歩10分以内を目安に、少し徒歩分数が増えてもゆったりした住まいか、駅近でとにかく利便性重視か、考え方によって好みが分かれるのかもしれませんね。

駅から徒歩10分以内を目安に、少し徒歩分数が増えてもゆったりした住まい

Q4 新宿エリア勤務で二人暮らしの人はどれぐらいの家賃の家に住んでいる?

8万円〜9万円未満、9万円〜10万円未満がそれぞれ17.5%

8万円〜9万円未満、9万円〜10万円未満がそれぞれ17.5%

気になる家賃相場ですが、8万円〜9万円未満と、9万円〜10万円未満が同率の17.5%で1位に。次いで、7万円〜8万円未満が14.6%、10万円〜11万円未満の人が8.7%、12万円〜13万円未満が7.8%という順番になりました。二人暮らしでは8万円〜10万円未満をひとつの目安に、家を探している人が多いようです。

ランクインはしていませんが、6万円未満の人、6万円〜7万円未満を選んでいる人もいるので、自分たちの予算にあわせて「理想の家探し」をしている人も多いようですね。

Q5 新宿エリア勤務で二人暮らしの人はどんな間取りの家に住んでいる?決め手は?

二人にはちょうどいい? 1LDKが1位に

二人にはちょうどいい? 1LDKが1位に

家賃の次に気になる間取りですが、こちらは1LDKがトップで22.3%、2DKが21.4%、2LDKの20.4%と、2部屋以上ある間取りが上位3位にランクイン。一人暮らしでは、1Kが主流でしたが、二人暮らしではどのタイプにするか、好みが別れた結果といえそうです。二人で生活していてもベッドが一つでよいので、1LDKでも十分という人もいれば、寝室のほかにもう一つの部屋が欲しいと2DKを選んでいる人もいるよう。いっしょに暮らす二人の生活時間や、荷物の量、考え方にあわせて、間取りを選ぶのが良さそうですね。

二人の生活時間や、荷物の量、考え方にあわせて、間取りを選ぶのが良さそう

Q6 新宿エリア勤務の二人暮らし。その街(駅)を選んだ決め手は?

重視した項目1位は交通利便性

重視した項目1位は交通利便性

住まい選びでは、交通利便性や生活利便性、街の雰囲気の良さなど、たくさんの要素が相まって決まりますが、現在の住まいの「決め手」はみなさんどこにあるのでしょうか。重視した項目とその理由を聞いてみました。

決め手の堂々1位になったのは、「交通利便性」。コメントをご紹介します。

  • 京王線 千歳烏山:新宿まで15分〜20分でアクセスできる(32歳・女性)
  • 東京メトロ副都心線 東新宿:会社にも近いうえ、新宿駅ほか、さまざまな駅に歩いていける(32歳・女性)
  • JR埼京線 大井町:埼京線とりんかい線に乗り入れていて、新宿までも近い。しかも駅前が混雑していない(31歳・女性)
  • 東急東横線 学芸大学:横浜、渋谷、新宿、池袋に1本で行ける(32歳・女性)
  • 都営大江戸線 練馬春日町:新宿まで乗り換え無しで行ける。主要路線への乗り換えもしやすい(38歳・男性)

次いで重視した項目の2位は「生活利便性」。商業施設や公園、公共施設などがあると生活しやすいと考える人が多いよう。

  • JR中央線快速 荻窪:職場にも近く、街も庶民的(32歳・女性)
  • JR中央本線 武蔵境:スーパーや青果店がある。吉祥寺も近い。図書館などもキレイ(25歳・女性)
  • 東急東横線 学芸大学:駅前にスーパーと商店街があり、それらのお店で生活必需品が大体そろう(32歳・女性)

3位が「街の雰囲気がいい」、4位には「知人・家族が近くに住んでいる」をあげる人もいます。

  • JR中央線快速 荻窪:穏やかな雰囲気で住みやすいから(38歳・男性)
  • 西武拝島線 武蔵砂川:昭和記念公園があり、スポーツをする機会が増えたため(35歳・男性)
  • JR横浜線 鴨井:車の通りも少なく、静かな環境。親の実家が近くにあり、すぐにかけつけることができるから(32歳・男性)
  • 京王線 府中:家族が心配なので近くのほうがいい(32歳女性)

大規模公園? おいしいお店? お気に入りスポットは?

男性は水辺や緑を、女性はグルメをおすすめ!

  • 西武拝島線 武蔵砂川:玉川上水。桜の時期には、川面に映る桜を楽しむことができる(30歳・男性)
  • 東京メトロ丸ノ内線 方南町:おいしいお店が多い。ピザやさんは特におすすめ!(34歳・女性)
  • JR埼京線 十条:十条銀座商店街。いろいろと買い物ができる(40歳・男性)
  • 東京メトロ有楽町線 新富町:隅田川沿い。ランニングや散策ができたり。落ち着きます(38歳・男性)
  • JR埼京線 戸田公園:荒川の土手はランニングに最適です(34歳・男性)
  • 東急東横線 自由が丘:自由が丘のスイーツフォレスト。おいしいスイーツが食べられるから(39歳・女性)
  • 京王線 柴崎:深大寺。おちついている観光スポットでちょっとしたデートになる(40歳・女性)
  • 都営大江戸線 練馬春日町:向山庭園。無料でゆっくりとすてきな庭園を満喫できる。花見や紅葉が素晴らしい隠れスポット(38歳・男性)
  • 新京成線 習志野:習志野自衛隊。夏祭りや演習など季節の催しものがある(30歳・男性)
  • JR総武線(快速) 千葉:ハーバーシティ蘇我。スーパー、映画館、スパなどなんでもある(33歳・男性)
  • 東京メトロ有楽町線 千川:千早図書館。落ち着いた雰囲気で、ゆかりの作家コーナーなど充実している(36歳・女性)
  • 都営大江戸線 都庁前:散歩するのに広くて丁度良い。移動式のカフェもあるので、晴れている日はそこでランチをします(31歳・女性)
桜の時期には、川面に映る桜を楽しむ

Q7 新宿駅勤務で二人暮らしの人が家探しをするときに候補に入れていた街(駅)は?

検討したものの、実際には住まなかった街(駅)についても聞いてみました。
候補にあがっていたのは、中野や武蔵小杉、新宿、池袋といった住みたい街ランキングでも人気の高い駅でした。しかし住みたいと思った場所でそのまま決めた人は案外少なく、さまざまな事情で住む場所、エリアを変えていったよう。

荻窪や中野を考えていた女性は、

  • 東急東横線 日吉:都心に出やすいが、電車が混雑しそうだと思ったので、日吉に(36歳・女性)

当初は、光が丘、石神井公園を候補にあげていたものの、

  • 都営大江戸線 練馬春日町:希望の間取りと家賃だと、駅から離れないとなかったので(35歳・男性)

ずっと住んできた吉祥寺で物件を探した人は

  • JR中央本線 武蔵境:結婚をきっかけに、広い部屋を探しましたが、家賃が高く断念しました(32歳・女性)

といったように、希望の間取りや家賃との兼ね合いで、エリア選びをし直した人が多いようです。

新宿エリア勤務の二人暮らしでは、通勤時間や駅からの距離はもちろん、間取りや周辺環境まで、さまざまな要素で住まい選びをしているのが分かりました。気ままな一人暮らしもおもしろいですが、友人やパートナーと二人で暮らしていくと、また違う発見があるはず。時に相手を尊重し、時に自分の主張もしつつ、楽しい住まい選びができるといいですね。

取材・文:嘉屋 恭子 イラストレーション:杉崎 アチャ
公開日 2016年11月16日
最終更新日 2017年02月09日
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