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一戸建ての「できる」「できない」は?
一戸建ての「できる」「できない」は?
自分の家でも構造や建築基準法、条例などがリフォームの自由度を左右する。一戸建てのリフォームの制約を解説しよう。

対面式キッチンへの変更など水まわりリフォームの自由度は?

壁に向いたキッチンを対面式にしたり、二世帯住宅にするためにトイレや浴室、キッチンを増やしたりなど、水まわりの移動や増設を希望する人も多いだろう。一戸建てでの水まわりリフォームは、マンションに比べると制約が少ないといえる。
ガスコンロからIHクッキングヒーターへの変更も、一戸建ての場合は特に制約はない。ただし、分電盤が200Vにも対応したものかどうかで費用が違ってくる。築年数が古く200Vに対応していない場合は別途費用が発生する。200V対応かどうかは電気メーターを確認してみよう。

家電が増えてコンセントが足りない!増設や移動はできる?

最近は、携帯電話の充電器、パソコンと周辺機器、キッチン家電など、電気が必要なものが増えている。そのため、コンセントが足りない!という家も多い。コンセントの増設や移動は比較的容易にできる。ただし、電力使用量が増えると、電力会社との契約を見直す必要が出てくるので注意したい。

増築する場合に知っておくといいことは?

まず知っておきたいのは、住宅の建築面積の上限は、敷地ごとに決められた建ぺい率と容積率によって制限を受けるということ。例えば、100m²の敷地で建ぺい率60%、容積率120%なら、増築後の家の建築面積は60m²、総床面積は120m²が限度だ。
また、平屋から2階建てに増築する場合は、柱や壁を補強するなどの方法で可能なケースが多い。しかし、2階建てを3階建てにするのは、基礎部分のつくり方の違いで難しいケースが多い。

建ぺい率、容積率って何?

建ぺい率 敷地面積に対する建築面積の割合。1階部分を増築する際は、建築後の建築面積が建ぺい率の範囲に納まることが必要。
容積率 敷地面積に対する建物の延床面積の割合。増築する際は、建築後の延床面積が容積率の範囲に納まることが必要。

間取りの変更や窓の増設。構造や工法で制約はある?

一戸建ての間取り変更の自由度は、建物の構造によって違ってくる。柱と梁で建物を支えている木造軸組工法(在来工法)などの場合は、間仕切りをとって部屋を広くしたりといった変更もしやすい。
窓の増設や移動も、建物の構造が関係する。建物の強度に影響のない外壁なら、窓の増設・移動は可能だが、建物を支えている耐力壁に新たに開口部を設けることは難しい。
構造や工法で異なる間取り変更の自由度については、下の表を参考にしよう。

工法・構造 間取り変更の自由度
木造軸組工法(在来工法)木造軸組工法(在来工法) 建物の重さを柱と梁で支え、横からかかる力には斜めに渡した筋交いで抵抗する木造住宅。間取り変更の自由度はかなり高い。建物を支える柱の移動はできないが、間仕切りになる壁は移動しやすいので、大胆な間取り変更も可能。
プレハブプレハブ 工場生産された床、壁、天井などを現場で組み立てる工法。間取り変更は、柱や梁で建物を支える「鉄骨系」の場合は木造軸組工法同様、自由度が高い。壁で建物を支える木質系、コンクリート系は制限が出る。
2×4工法(枠組壁工法)2×4工法(枠組壁工法) パネル状の床、壁、天井が建物全体を支える。「面」で支えているため窓やドアの増設は困難。また、建物を支える間仕切りは抜くことができない。
鉄骨造 鉄骨の柱と梁で建物を支える。重量鉄骨造は間取り変更の自由度は高い。軽量鉄骨造は建物を支える耐力壁の移動ができない制約がある。
鉄筋コンクリート造(RC造) 鉄筋とコンクリートで造る工法。柱と梁で建物を支えるラーメン構造は、間仕切りの壁をはずせるので間取り変更の自由度は高い。壁と床で支える壁式構造は、耐力壁の移動に制約がある。
最終更新日:2018年6月6日

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