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家を買う・購入する前に知っておきたい住まい関連の諸制度

「中古住宅購入+リフォーム」ができる住宅ローン
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「購入価格+リフォーム代」まで借りられる住宅ローン

中古住宅を購入してリフォームする場合、「購入価格とリフォーム工事に必要な資金」をまとめて借りられるローンがある。まず、長期固定金利型の「【フラット35】(リフォーム一体型)」を紹介しよう。【フラット35】の通常タイプは、借入額の上限を『購入価格』までとしているが、「【フラット35】(リフォーム一体型)」は、『中古住宅の購入価格+リフォーム工事費』まで借りられるのだ。

また、【フラット35】の金利は、借入額が『購入価格の9割以下』の場合と、『購入価格の9割超』の場合で異なり、前者の適用金利のほうが低い。これについても「【フラット35】(リフォーム一体型)」は、借入額が『中古住宅の購入価格+リフォーム工事費の9割以下』であれば低い金利が適用される。「【フラット35】(リフォーム一体型)」は、床面積などが一定以上の住宅を購入し、耐久性や耐震性などが一定基準以上になるリフォームを行う場合に利用できる。

さらに、より高水準のリフォームを対象とした「【フラット35】リノベ」というローンもある。これは、当初5年間(または10年間)、「【フラット35】(リフォーム一体型)」より低い金利が適用されるローンで、中古住宅を購入して、『省エネルギー性、耐震性、バリアフリー性、耐久性・可変性の住宅性能を向上させる一定水準以上のリフォーム(性能向上リフォーム)を行う場合』が対象となる。なお、購入者がリフォームを行う場合に加え、『住宅事業者が性能向上リフォームを行った中古住宅を購入する場合』も利用できる。

つなぎ融資が必要なケースが多い

「【フラット35】(リフォーム一体型)」「【フラット35】リノベ」は、一定水準に適合するリフォームを行ったかを確かめる『適合証明検査』を受ける必要があるほか、中古住宅の検査と保証がセットになった『既存住宅売買瑕疵保険』への付保も原則となり、それぞれに費用がかかる。また、中古住宅の代金を支払って引き渡しを受けてから、リフォームをして適合証明検査に合格するまでの間、『つなぎ融資』が必要なケースも多い。借りたお金を銀行から入手できるのは、適合証明検査に合格した後になるからだ。

このため、「【フラット35】(リフォーム一体型)」「【フラット35】リノベ」の利用を検討する場合、リフォームによって一定水準以上の住宅性能を実現することが可能か、また、そのためのリフォーム費用はいくら程度なのか購入契約前に確認しておきたい。また、気に入った住宅が見つかったら、事前に中古住宅の検査(インスペクション)やリフォーム会社を同行しての見学ができないか、仲介会社に相談してみよう。また、【フラット35】を扱っている金融機関の全てが「【フラット35】(リフォーム一体型)」「【フラット35】リノベ」を扱っているわけではないので、金融機関にも事前に確認しておこう。

なお、民間の住宅ローンのなかにも、「中古住宅の購入価格+リフォーム代」まで住宅ローン金利で借りられる商品がある。中古住宅を購入してどんなリフォームがしたいか考え、目的に合った住宅ローンを選ぼう。

【資料】
【フラット35】リフォーム一体型
【フラット35】リノベ

最終更新日:2018年2月21日

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