室内チェックでは、日当たりや騒音、実際の広さなど、間取図だけでは分からないことを中心に確認し、部屋の良し悪しを判断しよう。
間取図や写真だけでは、日当たりや騒音は分からない。例えば図面で南向きとあっても、目の前の建物の高さや離れ具合で日当たりは変わってくるし、騒音も「大通りが近いけど意外と静かだな」など、気にならない場合もある。現地では一つ一つ体験しながら、いいところ悪いところを確認しよう。数見る場合は部屋の印象を忘れてしまうこともあるので、携帯のメモ機能で感想を記録したり、許可を得て写真を撮ったりするのもアリだ。
また間取図で単に「6畳」とあっても、天井が高く、窓が大きくて開放感があるなら、ほかの6畳より広く感じることも。自分の目で見て確かめることが大切だ。
ただし、まだ入居者が住んでいて室内が見られない場合もある。それでも必ず現地に足を運ぼう。日当たりや眺望、騒音などはある程度推測できるし、建物全体や共用部などの様子も分かるからだ。なかには「別の部屋だけれど、こっちは見学できるから」と部屋番号違いの物件を見学できる場合もある。
現地でしか確認できない室内のチェックポイントをまとめてみた。入居後に「しまった!」 と思わないために隅々までチェックしよう。また間取図やチラシなど物件資料と照らし合わせながら、違うところはないかも確かめたい。設備の不具合や大きな傷や汚れなどがあれば、入居前に直してもらえないか、お願いしてみるのもアリだ。